三条鍛冶道場 「和」 のイメージで
本体工事7月着工、3月完工
 新潟県三条市が、同市元町、西別院跡地に建設を進めている三条鍛冶道場の設計図など、工事概要が6月11日午前11時から開かれた、市議会産業建設常任委員協議会(阿部銀次郎委員長)で示された。

 外観は、倉造、数奇屋造などの建物をイメージした和風となる。建物内には、鍛冶道場のほかに、研修室、展示スペースを設置する。建物本体の工事期間は7月から1カ月を予定している。

 三条鍛冶道場は、市の今年度事業として建設を進めているもので、旧西別院の跡地3305平方メートルを借用する。

 事業費は、外構工事も含め、1億円。うち、国からの補助は6555万円。設計などは、すべて市の建設部建築住宅課で行った。

 建築延床面積は、458.43平方メートル。建物の構造は、鉄骨造り平屋建て。

 建物の構成は、北側半分が鍛冶道場、南側が研修室などの機能を持っている。外観は、鍛冶道場部分が倉をイメージ、研修室などを含めた部分が数奇屋風をイメージ。屋根はすべて瓦葺。

 施設内容は、鍛冶体験道場。240.70平方メートルに、移動型スプリングハンマー2台と固定型スプリングハンマー1台を設置。コークス炉は6基、2台の砥ぎ作業台などを設置する。鍛冶以外のものづくり体験事業などでも活用する予定。

 また、周辺地域が第1種住宅地域であることから、鍛冶道場の壁全面に防音処理を行う。砥ぎの工程で排出された汚水は、一旦、ためて置いてから上澄みの部分のみを排水する。

 建物南側は、65.48平方メートルの研修室と12.96平方メートルの展示スペースがメーン。研修室は、42人が入れる。展示スペースには、鍛冶関連の作品展示のほか、三条製品や市を紹介するコーナーを設ける。

 そのほかに、更衣室、事務室などがある。

 今後の建設予定は、7月に建物本体工事を開始。11月から3月まで側溝工事、舗装工事を行う。

 この日の協議会では、各委員から、「住宅地域に建設するため、騒音公害などに気をつけてほしい」との要望が出されていた。
                                                (重藤)