念願の電気メーカー参加
県央トライアングル・プロジェクト説明会
「積極的な提案を」と益田さん 大手のブランドメーカー、デザイナー、地元企業の3者で進める「県央トライアングル・プロジェクト」の説明会が、6月3日午後1時30分から、新潟県三条・燕地域リサーチコアで開かれ、20社の経営者や企画担当者らが出席した。

 同事業は消費者ニーズ、流通動向に沿った新商品開発、販路開拓、参加者同士のネットワーク構築をめざすもので、今年で3年目。

 この日は、事務局、事業コーディネーターの益田文和さんが事業目的、概要、参加のブランドメーカーなどを説明した。 

 今回、参加するブランドメーカーは、大手家電メーカーの松下電器産業(株)のグローバルブランド、パナソニック、通信販売雑誌「通販生活」を発行する(株)カタログハウスの2社。

 益田さんは「この事業では、試作段階まではいくが、どうやって流通に乗せるかがネックだった。全国的ブランドを持つメーカーは、最大の流通企業。市場ニーズの吸い上げ、対応、開発、食い込み方を一体として育ってきている。かねてから希望の多かった電気メーカーをお連れし、もう一社は流通企業」とし、両社について説明。

 (株)カタログハウスについては「独自の社内基準を持つ、厳しいメーカー。アフターサービスの徹底、リサイクルなどを推進している。一方で出来上がった商品を扱う会社なので、どういうものが売れるか、どういうものがほしいか聞きながら進める。手持ちの商品の改良も有り得る」とした。

 パナソニックについては、「家電メーカーとの開発は、素材はこの地域で扱え得るものだが、仕上げの品質、完成度、ロットコストのハードルが高い。地域的潜在能力は高いが、どうも仕上げ部分が思うようにいかず、品質感、仕上げがネックになる。共同技術開発的な研修から入るだろう」と説明。「開発した商品がブランドメーカーの要求と違っても、可能性があるなら遠慮なしにチャレンジしてほしい。機会は作ったので相手の出方を待つのでなく提案を」とした。

 同事業は、21日に事業参加の応募を締め切り、6月下旬に参加メンバーを決定する。

 申し込み問い合わせは、県央地場産センター・産業支援部デザイン振興課(TEL0256・32・5806/FAX0256・32・5701)へ。
                                                (外山)