高橋燕市長出馬表明
6月11日には腹決まる 支持責任者らと相談
高橋甚一燕市長は、6月17日午前9時30分から開かれた、新潟県燕市議会6月定例会で市議の一般質問に、「現在、燕・吉田・分水の3市町で推進している合併協議会会長の任にあたっており、合併の成就が責務と考える」と答え、11月法定協議会移行予定の3市町での合併推進のため、9月10日に予定されている次期市長選挙への立候補を事実上表明した。
〜合併成就が会長としての責務〜
一般質問では、この日最初に登壇した大岩勉副議長が「高橋市長は、昨年の住民投票後、赤塚功議長と私、三条方面との合併に反対した議員全員で、辞職しないようお引止めしたが辞職され、12月の選挙に再出馬して現在に至っている。平山征夫県知事は多選の弊害を恐れ、次期知事選への立候補をしない意向。高橋市長は、4選に出馬するのか」と、質した。
高橋市長は「昨年12月の市長選では、吉田町との合併最優先、産業振興を掲げ、現在に至っている。現在進んでいる3市町での合併協議は、3市町議会、住民の理解をいただき、順調に進んでいる。私は、合併推進協議会会長の任にあたり、合併を推進していることから、今後の法定協議会移行、合併への合意についての議決をいただき、合併の成就が責務と考えている」と、法定協議会移行など9月以降が3市町合併の重要な時期になるとして、市長選への立候補を事実上、表明した。
これに対して大岩副議長は「正式な立候補表明と受け取る。高橋市長は人柄も良く、合併の流れもつかんでいるが、立候補にはいろいろな努力が必要」とし、合併協議について「合併協議で重要な新市名称、新市の事務所の位置、議員の身分だが、私は新市の名称は『燕』で願いたい。つばめは『津波目』として戦国時代の明応2年からある名、3市町の産業ブランドのためにも新市名称は『燕市』を。新市の事務所は、現燕庁舎では無理。合併後、分庁舎方式で進み、116号線や289号線を勘案した場所に新市事務所を建てればよい。議員の身分は、合併後ただちに失職して選挙を」とした。
次に、大原伊一市議は、「立候補について再度確認したい。合併を推進するとの答弁だったが、はっきりと答弁を。高橋市長の180度転換について、吉田・分水両町の住民も心配している。はっきりとした態度表明を望む」と、求めた。
高橋市長は「協議会会長として、3市町での合併を先頭に立って実現したい。出馬意志の表明と、ご理解いただきたい」と答えた。
高橋市長は、出馬表明後に会見し、「出馬を決めたのはごく最近。合併協議もようやく本格化し、6月定例会で意向を表明するのがよいと、発表した」と話した。
選挙戦については「まだ研究検討していない。最大公約は合併の実現。9、10月は3市町合併にとって重要な時期。合併協議会会長として合併実現に向けて走るしかない。この合併に失敗すれば隣接する市町村がなくなる。住民に大変な迷惑をかける」とした。
立候補について相談したのは「支持責任者の3人と相談し、第4回合併推進協議会の6月11日には立候補を決めていた。支持団体は決まっていない」という。
(外山)
