72件、4490万円を助成
コロナ、内田エネルギー科学振興財団
新潟県三条市東新保、(株)コロナが運営する(財)内田エネルギー科学振興財団(内田力理事長)は、7月1日午後3時から、同社内で平成16年度各種助成金交付式を開催し、72件、4490万円の助成を行った。また、ことしは三条高校同窓会など、県央地域に関連した研究機関や団体への助成も目立つ。
同財団は、新潟県内でエネルギー、環境関連の研究、活動を行っている大学や団体、個人に助成金を交付しており、ことしで設立11年目。累計の助成は、492件、2億9987万円となった。
ことしは、国公立大学が法人化したことにより、助成申請の研究内容の独自性が強くなったほか、インターネットで応募を受け付けたこともあり、応募件数92件、助成要望総額8457万円と例年よりも多かった。
助成を受けた72件は、審査委員会の審査を経て決定。内訳は、試験研究費助成が45件、2710万円、試験研究機関の設置費等助成が3件、435万円、科学技術知識普及事業費助成が14件、450万円、その他目的を達成するために必要な事業費助成が10件、895万円。
県央地域に関連した団体などへの助成は、例年、選ばれている県央地場産センター、三条鍛冶道場、ネパールムスタン地域開発協力会などに加え、三条高校同窓会が行う移転新築する三条高校の石油式冷房設置に500万円、ネットワークみどり緑が行う須頃郷第2号公園づくりに50万円などとなっている。
この日の式典では、内田理事長が「助成が、産業の活性化や暮らしに役立つ研究に生かされることを願い、さらに、財団活動の充実に努めるので、今後ともご協力、ご支援をお願いいたしたい」と挨拶。
祝辞では、同財団理事でもある長岡技術科学大学の小島陽学長が「4月から大学も法人化され、若い先生方には、研究費は自分で稼ぐようにお願いしている。その中で、エネルギー財団が、エネルギー、環境という大きなキーワードで積極的に助成を行っていることはありがたく、これからも続けていただきたい」と活動に敬意を表した。
続いて、内田理事長が、交付団体、個人一人、ひとりに助成金を手渡した。
交付後、被交付者を代表して、NPO法人みかわ天文台の小千田節男台長が「天文台では、いただいた助成で移動天文台を購入し、活用させていただきます。72の代表として、謝辞とさせていただきます」と感謝した。
午後4時ころに閉会、休憩の後、懇談会に移った。
(重藤)
