堤防補修、ゴミ処理進む
避難の市民に冷房施設用意
新潟県の高橋一夫三条市長は、7月26日午後4時からの定例記者発表で、稲葉大和文部科学副大臣が訪れ、市内の教育施設を視察したことを報告し、被災した小学校などの改築工事などについて「さっそく工事に入れるようにしたい」とした。
稲葉文部科学副大臣は、7月26日午前9時半に訪れ、三条高校と条南小学校を視察。高橋市長は、この時の模様について「夏休みに合わせて工事をして、子どもたちが出てくるまでに施設整備をお願いした」とした。
また、復旧作業の関連では、決壊した堤防の補修、ゴミ運搬などを優先的に進めているほか、被災者に対しては、冷房施設のある避難所の用意、仮設住宅建設の準備を進めている。
堤防の補修では、決壊部分に1万2000立方メートルの盛土を行うが、26日までに6000立方メートルと、半分を終えた。
ゴミ処理では、24日までの作業車両台数は延べ2467台。これまでの累計のゴミ処理量は5万4000トンに上っているが、「まだ、半分にはいっていない」という状況。今後、集積ゴミに対する消臭、殺菌処理を進めるという。粗大ゴミの持込みの受付を開始した道心坂の最終処分場には、きのうまでに累計691台の車両分のゴミが搬入された。
また、避難している市民に対しては、冷房設備のある施設を用意して、希望者の移動を開始した。
仮設住宅については、当初予定を大幅に上回る385件を受け付け、現在、入居の最終確認を行っている。受け付け増加に対して、仮設住宅建設場所を5カ所から6カ所に増やすなど、受け付けのすべてを受け入れるべく準備を進めている。7月末から建設に入っている。
(重藤)
