監査委員提案の高橋禧雄市議
4回目も不同意 不在1年に 加茂市議会最終日
挙手しないで発言続ける小池市長 新潟県の加茂市議会は、7月1日午前9時半から、6月定例会本会議を開き、追加議案の監査委員の選任で、小池清彦加茂市長が、今回での4回目となる高橋禧雄市議を再び提案、無記名投票の結果、賛成5票、反対14票で不同意となった。

 これで加茂市は、議会選任の監査委員が不在のまま1年となる。

 監査委員の選任で、小池市長は以前と変わらず、各派代表者会議で決められた人ではない、高橋市議を提案し、同意を求めた。

 質疑で田沢弘一市議が「3月定例会で上程しなかった理由を、冷却期間を置きたいとしていた。それから3カ月経ち、前と同じ人を選任しているが、状況の変化はなかったのか」と質問。

 小池市長は「質問の主旨が分からない」とはぐらかしながら、「監査請求も出されている。監査委員は一人いるが、今一方の監査委員に付いてもお願いしている方にご同意を求めたいと提案している」とし、従来同様、昨年の議会人事の際、自分に相談がなかったことなどに触れた。

 続けて、星野昭吾市議と今井詔一市議も質問に立ち、両市議の質問中に、小池市長がそれぞれ、樋口議長に発言を求めず逆襲するなど、激しくやりあった。樋口博務議長が「発言は挙手してから」と止めに入ると、挙手をしないで発言していたのは小池市長だけに、「注意すべきは市長の方だ」と逆に怒鳴り返される場面も。

 採決は無記名投票で行われた。樋口議長と欠席の古山一作市議を除く19人中、賛成5票、反対14票で、不同意となった。

 前回の、昨年12月定例会は20人中、賛成5票、反対15票と、賛成票は前回と同数で、動いていない。

 そのほかの議案は、すべて原案通り可決された。

 小池市長は、閉会の挨拶で「1件を除いて、すべて可決していただき、ありがとうございます。監査委員の件が、賛同を得られないことは、極めて残念なこと」と述べた。 
                                                (廣川)