被災者に温かいウドン
お年寄りにやさしく 県商議所青年部連合
 避難所生活で支給される食事の多くは、おにぎり、パン、弁当など、冷えていて喉通りが悪く、お年寄りにとってはつらいものが多いという。

 その中で、新潟県商工会議所青年部連合会(小林均会長)は、7月18日、19日の2日間、三条市内の避難所で炊き出しを行い、ウドンを振舞った。

 ウドンの炊き出しは、もともと9年前の阪神淡路大震災時に、十日町商工会議所青年部が始めたもので、当時、十日町の青年部会長だった小林さんが発案した。

 小林さんはヘギソバで有名な十日町市本町4、(株)小嶋屋社長。「避難所で振舞うには、ソバよりもウドンが調理しやすく向いている。かつ、温かいものを食べたほうがよい」と、ウドンの炊き出しを行っている。

 今回の三条市の水害では、小林さんが、県の連合会長を務めていることから、全県の青年部に呼びかけて、2日間で延べ30人以上が参加。18日は、正午ころから、厚生福祉会館駐車場で、700食を配った。

 19日は、午後4時から、第一中学校の職員玄関前で800食ほどを用意した。当日は、燕三条エフエム放送で、配布を呼びかけたこともあり大盛況。近所から箸や鍋を持参して駆けつけた人で行列ができるほどだった。

 また、この日の午後4時に避難勧告が解除され、第一中学校には午後5時すぎに、市職員が知らせに訪れた。ちょうど、ウドンの炊き出しで混雑していた時だけに、周辺は一瞬お祭り騒ぎのような状況に。ウドンを食べた後、さっそく、リュックを背負って「お世話になりました」と避難所を後にする被災者の姿も見られた。    
                                                (重藤)