学校復旧に6億6000万円
ゴミに次いで優先課題
 7・13水害からの復旧が進む新潟県三条市では、最優先としていた市内のゴミ撤去が一段落した現在、次の大きな課題を学校の原形復旧と捉え、6億6000万円の予算を投じる。

 市災害対策本部では「さまざまな復旧を並行させて取り組むが、学校の復旧を2学期までに間に合わせたい」としている。

 市は、災害復旧に向け23億100万円の補正予算を組み、8月3日に専決処分を行っている。

 このうち、最も多いのが水害ゴミの撤去経費で8億1747万3000円、次いで多いのが公立学校施設等災害復旧費の6億6000万円。

 被災した小中学校などは、四日町小学校、月岡小学校、条南小学校、南小学校と南幼稚園、第一中学校、本成寺中学校の6校と1園。

 学校によって被害の程度に差はあるが、すべての学校でグラウンドの土の入れ替えを行うほか、床上浸水した学校では、体育館や教室の床の張り替えや暖房施設の修繕を行う。

 現在、工事は始まっていないが、市では、工事入札を行わずに、各建設業者などと随意契約を結び、早めに工事を始めるという。

 浸水状況のひどかった学校では、2学期中にすべての補修を終えるのは難しいとみられているが、市教育委員会では「体育館よりも教室を優先させるなどして子どもたちの教育活動に支障を来たさないようにしたい」としている。
                                                (重藤)