ゴミの山 4カ月かけて処理
雪降るまでに急いで
 7・13水害以来、新潟県三条市が最優先課題として進めてきた水害ゴミの撤去に一定のめどがつき、8月4日で終了し、臨時の集積場とした三条競馬場跡地、金子新田工業団地内のグラウンドには、巨大なゴミの山ができ上がっている。

 市では、今後4カ月かけて徐々にゴミの山を処理していく。専門の業者に委託し、分別処理したうえで県内外のゴミ処理場に運搬する。市生活環境課では「できるだけ急ぎ、雪が降る前までには処理したい」としている。

 水害ゴミの撤去は、水が引いた後、市民が後処理を始め、嵐南地域のあちこちにゴミの山ができ始めた7月16日から始まった。

 市内に交通規制を敷き、24時間体制で撤去作業を進めたほど。ほぼ撤去作業が終わった3日までに、三条競馬場跡地などに、累計で2万5385台のトラックがゴミを搬入した。

 トラックの重量別では、2トン車が1万4948台、4トン車が8584台、10トン車が1853台。

 積み上げられたゴミの量については、正確な重量を調査中で、分別処理していくなかで割り出していくという。

 今後行う分別処理は、現場で、廃家電、金属、畳、布団、家具、木材などに粗分別してから運搬する。通常のゴミ処理と同様、リサイクル化を進める。

 また、7月24日から、水害粗大ゴミの持ち込みを受け付けている道心坂の最終処分場には、3日までに1654台のトラック搬入している。

 今後、嵐南地域のゴミの収集体制は、ほぼ通常どおりになる見通し。水害ゴミを半透明のゴミ袋に入れて、午前8時までにゴミステーションへ出すことになる。資源物は、ペットボトル、古紙類、空き缶は通常どおり収集し、ガラスビンは8月の第2週から通常収集を再開している。

 建築廃材は、下田村中野原、(株)丸正土木(TEL0256・46・5056)が搬入を受け付けている。被災証明が必要。経費は市が負担するので無料。

 また、汚泥に関しては、かますなどに入れ、家の前か道路に出せば、市が回収するほか、塚野目地内の下水処理センター敷地内の土砂置き場と麻袋置き場にも搬入できる。  
                                                (重藤)