水害見舞の尺玉2発
『悪いのは小池』で盛大に!― と市長
8月14日 加茂川夏祭りで
 新潟県の加茂夏祭り実行委員会(実行委員会長・小池清彦加茂市長)は、8月4日午後1時半から、第19回加茂夏祭り実行委員会全体会議を開催。急きょ、14日の大花火大会の前に、水害見舞いとして、市が尺玉2発を上げることを決定した。

 開会にあたり、実行委員長の阿部大爾会頭は、7・13水害に触れ、見舞いの言葉を述べた。祭りについては「開催するからには、事故が起きないことを最優先に行いたい。昨年は全国各地で祭りの後に、階段で転落事故があったほか、今年に入ってから川に自転車で落ちた子どもが亡くなる、痛ましい事故が起きている。事故は想定していない時や、小さなミスが積み重なって起きると言われている。気の張ることだが、宜しくお願いしたい」と協力を求めた。

 会長の小池市長は、祭りの開催について論議を呼んでいることに触れ、「花火がなぜ悪いのか。なぜ長岡花火を批判しないのか」と憤慨し、「もし加茂が被災したなら、私は『加茂は祭りをやめるけど、どうか他は花火でも何でも上げてくれ』と言う」と話した。

 また、祭り開催の決断について「商工会議所から期限も迫っていますし、どうするか聞かれたので、私個人としては、長岡も(花火を)上げることだし、加茂も淡々と上げればいいと申し上げたまで。開催する場合には、1人で責任を取ると言ったが、独断で決断した覚えはない。開催は常議員会で図った結果」と反論し、「花火がダメだという人間に限って、義援金をいくら出しているのか。そういうなら100万円でも出せばいい。皆さんも、悪いのは小池1人だと言って、盛大に祭りを行えばいい」とした。

 議事では、総務、財務、行事の3部会の事業計画や、関係機関からの意見などを聞いた。

 また、本部席に7・13水害に対する義援金箱を設置するほか、チャリティーバザーの開催も検討していることを報告した。

 その際、小池市長が、長岡花火と同様、花火のオープニング前に、水害見舞いとしての花火を打ち上げることを提案。「1日も早い被災者の復興を願い、市が尺玉を2発くらい上げてはどうか」と述べた。

 続けて「加茂市も被災地の支援を行っている。ゴミ問題は息の長い話になる。1日10トンの処理を引き受ける予定だ」とし、市の支援姿勢を全面に出した。

 水害見舞いの花火については決定され、会議終了後、どの時間に打ち上げるかを話し合った。
                                                (廣川)