「お笑い」 慰問に大喜び
心のケアでNAMARA避難所慰問
新潟県三条市災害ボランティアセンター・ハートケア班とNPO三条おやこ劇場は、おやこ劇場こども劇場・新潟センターなどの協力を得て、7・13水害被災者のため、避難所で慰問公演している。
公演は、被災した子どもを対象に8月4日から始まっており、10日は、第5弾として、新潟お笑い集団NAMARAが、避難所になっている三条市立月岡小学校と勤労青少年ホーム・ソレイユ三条、農業体験交流センター・サンファーム三条、島田会館の4カ所を回った。
この日午後7時から、ヤングキャベツ、きぬがさ、スマイルズの3組が、月岡小、ソレイユ三条、サンファーム三条の3カ所をそれぞれ慰問し、最後に島田会館に3組が勢揃いした。
月岡小には、ヤングキャベツの2人が登場し、同所に避難している人や被災した子どもたち25人ほどが集まった。
ヤングキャベツの2人は長岡市出身で、7・13水害で被災した人のために何かできないかと、三条市内で泥上げのボランティアにも参加した。
5秒で覚えられる外国語講座は、韓国語とフランス語。韓国語でお兄ちゃんを急かす時は「アンニャハヨセヨ」、よく切れるハサミは「ヨウチョンギレルハサミダ」など、韓国風のイントネーションをつけて新潟の方言を紹介。フランス語バージョンでは、畑仕事する時は「モンペトクワ」、新潟のご馳走を勧める時は「ノッペクイナ」と、フランス風のイントネーションで話すと、集まった人は大笑い。最後に「外国では使わないでください」と断ると、子どもたちは、本当に不思議そうに「何でー?」と質問。あまりに素直な対応に、ヤングキャベツも苦笑いしながら「通じないからね」と説明していた。
ジャンケンゲームでは、ヤングキャベツより後だしで、勝ったり負けたりするゲーム。「負けるものを出してください」と言ったにも関わらず、勝つ人が続出し、「三条の人はプライドが高いんですね」と言うと、また会場には笑い声が響いた。
午後8時25分ころ、NAMARAの3組が島田会館に集合すると、避難している大人や子どもが集まった。
ヤングキャベツがジャンケンゲームなどをした後、きぬがさの2人が、新潟の英語として、地元以外の人が聞くと英語のように聞こえる方言を紹介。「ダスケ、オメサン、ソダネカネ」「ガットにジョスとボッコレル」「アッチェ、ハッケ、ヌルマッケ」などを、どんな時にどんなふうに使うか説明しながら話すと、中には初めて聞いたのか、きょとんとする子も。
スマイルズは、バルーンアートを披露。ウサギや犬、花束などを作ると、集まった人からは歓声が上がった。
集まった大人も子どもも「面白かった」と、笑顔で会場を後にした。
(廣川)
