中小企業災害特別資金スタート
信用保証料率25〜90% 三条市が負担
被災者への復旧支援の施策関連では、新潟県三条市が補正予算を組んで、この日、中小企業災害特別資金を実施したことを報告。年1.5%の利率で、3000万円を限度として貸し付ける。資金使途は、運転資金と設備資金。融資期間は、運転資金が10年以内、設備資金が15年以内。ともに据置期間は2年以内。
融資総額は、139億円で720件分。
市が55億6000万円の預託金を用意し、セーフティネットの適用で、信用保証料負担率は年0.8%。借入総額により、市が信用保証料率の25%から90%を負担し、金利負担の軽減をはかるもの。
質疑では、相田芳枝委員が「年利1.5%で、保証料のいくらかを市が負担しても、2%ほどになる。もう少し、三条の事業所の実態をみて、踏み込むべきでは」と質問。
関崎光明経済部長は「通常、1.9%の金利を預託金で利子補給して0.4%引き下げた。また、従来の融資からの借換えもできるので、窓口で十分に対応したい。また、中小企業庁からは、激甚災害の指定を受ければ、さらに利率が半分に引き下げられるとの話も聞いている」とした。
また、相田邦夫市議は、被災者の生活状況について「生活しながらの復旧のため、一部屋ずつ片付けているような状況で、ゴミと泥はまだこれから出てくる。よく、分かってほしい。今回の水害は、汚泥が被害を拡大させている。加茂の水害を経験した人が、この泥はなんだと言っていた。これからも復興のための支援を求めたいがどうか」と質問。
高橋市長は「多くの方が視察に来るたびに、今回は水害ではなく汚泥水害だと言っている。個人だけでなく工場でも機械に細かい泥が入ったため、被害が大きくなっているところもある。県と市が行う被災者生活再建補助金は、当初、かなり厳しい内容だったが、要望する中で、従来の制度よりも融通の利く内容になった。今回のことを契機にさらに、何にでも使ってもよい制度とすべくお願いして行きたい」と答えた。
(重藤)
