一生頭下げられる経営者に
中小企業家同友会 県央ブロック例会
 新潟県中小企業家同友会県央支部(猪熊尚支部長)、三条支部(小嶋勝美支部長)は、9月14日午後6時30分から、県央ブロック例会を開き、燕市、巻町、西川町、吉田町などで携帯電話販売店を経営する(有)ネットワークジャパン代表取締役、相田忍氏の「一期一会を一生続けよう 遠回りから学んだ感謝の気持ち」の報告を基に、グループ討論、発表などを行った。

 相田さんは、中学卒業後、職を転々とし、リサイクルショップを開業したが廃業し、借金を抱え、「親戚、兄弟にも信用されなくなったが、父だけは『お前を信じなければ、お前には誰もいなくなる』と唯一、信じてくれたことは、私にとってすごく大きかった」と、自らの生い立ちを紹介。

 個人での携帯電話無料配布から、松下電工との契約、携帯電話卸売業者へのステップアップ、さらに小売店への転身までを紹介。「携帯電話の普及期だったこともあって成功したが、これから新規需要は望めない。どこの店も全く同じ商品を扱っている業界であり、一期一会を大切に、心の接客を唯一の付加価値としている。お客様も価格や店舗の近さだけでは店を選ばなくなっている。お客様の顧客化、弊社では『笑顔と感謝』を基本に、総合的満足を安心とともに提供できる店として地域一番店を目指している」と、報告。

 相田さんは、父親が最後まで自分を信じてくれたこと、その父親が経営学として「信用」を掲げていたことを話して「父の子でよかった。父が成し遂げられなかったことを、その教えとともに継承し、一生頭を下げられる経営者でありたい」と、話していた。          
                                                (外山)