即、仕事できる知事に期待
いずみだ改革県政をつくる会旗揚げ式
 10月17日投票の新潟県知事選挙に出馬予定の泉田裕彦予定候補の後援会、「民主いずみだ裕彦改革県政をつくる会(代表・渡辺秀央参議院議員)」の旗揚げ式が、9月18日午後7時から、三条市体育文化センターで開かれ、700人ほどが参集した。式の前半は旗揚げ式、後半は演説会というかたちで進行。

 渡辺代表、同会代表代行の菊田真紀子代議士、森祐子参議院議員、高橋一夫三条市長らが応援演説した。前半の旗揚げ式で菊田代議士は「これまで野党共闘の流れを作ってきて、1人の知事候補を擁立するため最善を尽くしてきたが、最後の最後で目指すところが違い、このようなかたちになった。だが、6人の立候補は素晴らしいこと。その6人のなかから、私は泉田さんに新潟県の将来を託したいと決意した。次の私の選挙に大きな影響があるといろいろな団体や、多くの方からご提言いただいたが、新潟4区の代議士として住民のためになる知事を選ぼうと、政治家として決断した。今回の選挙は私もバッヂをかけての戦いとなる」と、選挙戦への決意を述べた。

 高橋三条市長は「泉田さんとの出会いは、私がジャスコパルム店撤退後のビル利用の方法を探っていたとき。ITビルとしての活用をアドバイスいただくなど、泉田さんのいろいろな力を借り、現在の活況を取り戻している。情報化に詳しい方であり、情報化の進んだ岐阜県で、新産業労働局長としてやってきた。全国的に見て情報化の遅れた新潟県の情報化、産業振興、危機管理政策をすぐに実現できる知事となれる。国からの押し付けだけで、市町村の要望を国に上げない県はいらないが、マニフェストとして市町村の声を国へ上げるとしている。即、情報化、危機管理、産業振興に着手でき、私どもの望みが、国に通っていく県政となり、泉田県政により立派な新潟県、県央地域になることができる」と、期待を寄せた。

 渡辺代表は「私の政治に対するけじめと責任から、今回、選対本部長となった。いわば若い人に次の世代を引き継いでいただく産婆役であり、若返った知事によって現状維持の守りの新潟県から、攻めの新潟県となってほしい。泉田さんは、若くして行政の実践経験を持ち、若さ、行動力、知識、実践力、ロマンを兼ね備える人。今回の知事選は新潟県民1人ひとりの日常、生命と財産の問題であることを県民に認識してほしい」とした。

 これまでの知事候補擁立劇については「野党3団体の懇談会で、私が泉田さんを推薦したとき、泉田さんに官僚だという批判があったが、問題は官僚でなく官僚主義であり、泉田さんはいままでに無いタイプの役人。組織を守るため、組織のなかでの地位を守るために知事を選んではならず、中央の与野党の対立軸で県知事候補擁立を考えるべきでない。政党、団体でなく、県民各層が推せる人を推している。私は民主党。相乗り選挙、私の自民党戻りは下衆の勘ぐりでしかない」と切って捨てた。

 泉田予定候補は「地方分権改革(三位一体の改革)の真相は、これまで国の持っていた権限、財源、責任という名の借金を地方に分けること。東京のような都会や大企業を持つ県はよいが、中央と地方との格差が広がろうとしている。今回の知事選では、候補擁立をめぐって政党の枠組みが議論されているが、中央の対立軸は、年金改革、イラク問題。これによって新潟県知事は決められない。県知事は、県をいかに運営するか、県民の生命、財産を守ることが最優先。今は、中央対新潟の戦いであり、県内で対立している場合でない。危機的財政の新潟県だが、福祉、教育のため私に任せてほしい。新潟県人が新潟県を守れる体制を実現したい」とし、県の財政問題については「県財政がうまくいっていない理由は、東京に利益を吸い取られているから。県財政の利益を東京の企業が獲っており、その下請けを県内企業がしている。東京に丸投げしていた発注を県内企業に振ることで地元企業に兵糧を送ってあげ、これを取り返すことができれば財政再建は難しいことではない。私に任せてもらえれば2年で方向性をつけます」と、財政再建策に自信をのぞかせた。

 さらに「私の得意分野は産業振興政策。中小企業の持つアイデアについても私にセールスマンをさせていただきたい。県が間に入ることでアイデアを支援し、大企業になっていただきたい。中国製品と競争してはだめ。高付加価値化、ブランド化によって中国をマーケットにする。この先頭に立ちたい。通産省、岐阜県新産業労働局長などの経験を基に、即、結果の出せる知事となれる」とした。
                                                (外山)