参加者は700人だが、熱弁続く
地元加茂市で泉田を県知事にする大集会
新潟県知事選に出馬を表明している前岐阜県新産業労働局長泉田裕彦予定候補の出身地加茂市で、超党派的に結成された「泉田裕彦を県知事にする会」(阿部大爾会長)は、9月26日午後7時から加茂文化会館で、「泉田裕彦を県知事にする大集会」と銘打って後援会総会を開催。
1070人ほど入る大ホールに700人ほどの支持者が集合、加茂市から県知事をと盛り上げた。
ステージには、主賓席に泉田予定候補と安都子夫人。来賓席に、加茂市が地元の菊田真紀子代議士、加茂市選出の金谷国彦県議、小池清彦加茂市長、樋口博務加茂市議会議長、役員席には、後援会役員を引き受けた政界、業界の団体役員がずらりと並び、まさに超党派的な後援会ならでは。
初めに、阿部大爾後援会長が、「地元出身の泉田さんが、お役所を辞めても新潟県のために尽くしたいということだった。急なことで時間がなかった。組織づくりが遅れていて、本日の開催の運びとなった。泉田さんは、京大法学部を卒業、通産省に入省し、日本の産業政策に携わってきた。日本の景気は回復基調に入ったとはいえ、地方はまだまだ厳しい。県政の再構築を図らなければならない。出たい人より、出したい人。本当に出したい人に出ていただかなければならない。お知り合いの方に、泉田さんを支持してくれるように働き掛けていただきたい」と、挨拶。
来賓、役員紹介の後、来賓の筆頭で、小池市長が、「加茂市長として全力を挙げてご支援申し上げる。泉田さんのお母さんとは、小学校、中学校と同級生の間柄。客観的にみても、新潟県知事としてご適任の方。新潟県は、来年度、財政再建団体になるかもしれない。新潟県が倒産する。これは平山知事さんが特に悪いことをなさったわけではない。小泉内閣が、必要な最小限度のお金をくれなかったから。新潟県は五百何十億円の赤字が出て止まらない。2200億円あった貯金がゼロになった。こういう時、新しい県知事さんが誕生するのだから大変。ご適任の知事さんになってもらわなければならない。今までも節約してきたのに、さらに五百何十億円節約しなければならない。県民の幸せの水準を落とさないでやらなければならない。県知事さんになられる方は、視野の広い人でないと、あれも削れ、これも削れで、大変なことになる。泉田さんは考え方に余裕がある。知事に必要な資質。立派な県知事さんになられ、加茂市を守ってもらわなければならない。県が、加茂病院は、10月1日から産科の医師が引き上げるという。県ではなく新潟大学の関係らしい。それは困ると平山知事に申し上げてある。ここ数日が山場。加茂市の医療は、加茂病院と開業医の連携で成り立っている。加茂病院あっての加茂市の医療であり、泉田さんは、それは任しておけと言っておられる。泉田さんの票を集めなければならない」と流暢な演説で声援。
金谷県議は「(1)産業夢おこしプラン(2)くらし夢おこしプラン(3)地方自立夢おこしプランという、ユニークな3つのプランを公約に掲げておられる。政治家には原理原則を視野に、忠告してくれる、度量の大きな、動かざる志を持ったアドバイザーが必要。フットワーク、ネットワークで、1つの力を2つに、2つの力を4つにして、10月17日には、皆様の力で、県知事が誕生されますように」と手短かに挨拶。
菊田代議士は「泉田裕彦さんという若い県知事を誕生させたい。泉田県知事が誕生したら日本一若い県知事が誕生する。県知事さんの部屋に何度か行ったが、普通の市民が行けるところではないという気がした。泉田さんが県知事になれば、若さ、情熱、フットワークで、トップセールスマンとして、バリバリ仕事をやっていただける。皆さん一緒に、泉田さんのために、スクラムを組んでやりましょう。東京一極集中、地方切捨て、医療、福祉、介護などの切捨てが行われようとしている。若い県知事を、立場の違いを超えて誕生させましょう」と、来賓挨拶というより、同志として、熱弁を振るった。
泉田予定候補は、激励の挨拶に応えて、まず、大昌寺幼稚園や、第2種兼業農家の実家で、稲刈りや杉起しの手伝いをしながら育ったことなど加茂市で過ごした幼少年時代の思い出を語った後で、「米も、需要に応じた生産を認める。新潟県の水田になぜ麦を植えるのか。地方の事情を反映させる政策を国に認めさせるという県知事が必要。三位一体の改革。これも形式的に言えば、財源と権限を地方にすべて渡す、地方の時代のための政策。しかし、霞ヶ関にいて分かるが、国が借金で首が回らないので、財源と権限を地方に与える振りをしている。日本は中央集権国家だった。どこにいても、安心して暮らせるようになっていた。東京、トヨタのある名古屋などはいい。求人倍率が1.2、働きたい人はほとんど働く場所がある。新潟県は、0.7、35歳以下となると0.25。10人働きたくとも、3人しか働けない。現状を治す政策を立てないと大変なことになる。泉田にお任せください。どうやったら新潟が自立できるか。岐阜県と新潟県は、人口も平野の広さもほぼ同じ。新潟県の予算は1兆2000億円、岐阜県は8000億円。岐阜県はやれるのに、新潟県はなぜ赤字再建団体に転落するのか。トップの考え方を変えればできる。岐阜県の梶原県知事は、地方の企業に兵糧を出す。地元の企業を大事にしている。新潟県は、東京の企業に発注。東京の企業が2割引いて、利益の少ない仕事を新潟の企業に出す。これでは新潟県は豊かにならない。赤字再建団体に転落したら、医療なども最低しかやれなくなる。財政を1割カットすると新潟の企業が困る。東京に出していた仕事を2割カットし、地方に1割出し、1割を財政再建に充てる。泉田はマイナスの仕事をプラスにできる。産業は、中国と戦ってはいけない。沿海州だけで3億人おり、日本より豊かな暮らしをしている。しかし、人件費は20分の1。中国に高く売る。日本のブランド力。日本で売るより、中国に売ると倍になる。日本のイメージがいいから買ってくれる。泉田は42歳。使い減りしない。日本一のセールスマンになる。知事室はオープンにしようと思う。無駄な仕事を削って県民の役に立つ仕事をやっていく。産業は金の卵。金の卵を産む産業と人を育てる。泉田を使ってください。一生懸命やります」と、支援を訴えた。
最後は、ガンバローコールで、大集会は1時間ほどで終えた。
(社主)
