三条商議所 渡辺会頭 「この次の任期ない」
臨時常議員会で続投を承認
 新潟県の三条商工会議所は、9月9日正午から臨時常議員会を開き、次期会頭人事で、渡辺勝利会頭が続投するとの選考委員会の決定を承認した。

 渡辺会頭は昨年のうちから1期での退任を主張し、年度の早い時期に、会頭選考委員会(委員長・熊倉昌平副会頭)を設置。選考委員会では、早くから渡辺会頭の続投で意見が一致していたが、渡辺会頭の承認が得られなかった。この日渡辺会頭は、続投を決めたことについて「世代交代したいと主張してきたが、時間が経ち、水害のこともある中で決断した」とした。

 開会後、熊倉昌平副会頭が、選考委員会の経過を説明。「各部会長、前の正副会頭にも意見を聞き、会議所の今の状況を判断してもらった。現状としては、渡辺会頭が就任して以来、改革を進め、その効果は出ているところだが、さらに効果を定着させていく必要があるということで、続投をお願いすることで意見が一致した。これは、会議所の総意であると言ってよい。しかし渡辺会頭は、留任は考えていないとのことだった。その後、水害からの復旧を優先させたことで、委員会も足踏みだったが、8月19日に会頭に改めてお願いし、会頭も『仕方ない、あと1期のみ』ということで承知していただいた」として、満場一致の拍手で承認を得た。

 その後、渡辺会頭は「世界でリーダーが交代している中で、三条でもこの流れが必要だと思っていた。亡くなった相場さんもそうだが、団塊の世代が三条の本当の意味でのリーダーシップを取っている中、交代したいと言ってきた。しかし、時間ばかりが経過し、水害のこともある中で、最終的に決断した。私は今67歳で、任期を終える3年後には70歳になる。この次の任期はないと約束して、がんばることになった。これから、みなさんにご迷惑をおかけするが、ご支援をいただき、少しでもお役に立ちたい」と心構えを述べた。

 また、議事終了後、坂本洋司副会頭は、DIY・HCショウの成果を報告した際に「会議所は、改革の半ばにある。その中で会頭が続投することを本当に喜んでいる。この3年間で完全な改革を遂げていただきたい。私どもも側面からバックアップしていきたい」と期待した。

 今後、三条商工会議所の役員人事は、10月上旬に1号議員選挙が行われ、10月末の臨時総会で役員の選任を行う。    
                                                (重藤)