三条市 五十嵐川改修対策室を設置
用地交渉、移転先など所掌
 新潟県三条市は、10月1日、建設部に五十嵐川改修対策室を設置した。

 五十嵐川の改修は、市が7・13水害発生以降、国県に改修を要望し、県が年内の計画策定に向け国との協議を進めている。市では改修推進に向けて、県と協議、調整、改修区域の移転交渉など、専門的に対応する組織として同対策室を設置するもの。

 現段階で、五十嵐川の改修は、渡瀬橋から信濃川との合流点までの4キロを区間として、狭いところで70メートルほどの川幅を、100メートルから110メートルまでに拡幅する。そのため、多くの家屋移転や橋梁の架け替えが必要になる。

 同対策室の具体的な所掌事務としては(1)関係機関、関係者との協議または連絡調整に関すること(2)用地交渉に関すること(3)代替用地等移転先に関すること、などとしている。

 また、9月23日の市議会総務文教常任委員協議会で示された資料によれば、設置の趣旨は「平成16年7月13日、梅雨前線がもたらした未曾有の豪雨により、予想だにしなかった五十嵐川の堤防決壊という最悪の事態を招き、嵐南地区を中心に過去経験したことのない甚大な被害が生じた。今回のような大災害が今後2度と発生することなく、市民が早急に五十嵐川の抜本的な改修を進める必要がある。新潟県の対応として、8月10日に三条土木事務所内に災害復旧課が設置され、年内の五十嵐川改修計画策定に向けて検討中であることから、本市においても災害復旧事業による改修等に対応する組織として五十嵐川改修対策室を設置するもの」とある。
                                                (重藤)