地域力で財政健全化を
県知事候補の多賀氏が弊社を訪問
 10月17日投票の新潟県知事選挙に出馬することを表明している多賀秀敏早大教授(54)が、9月8日午後弊社を訪ね、政策や三条地域での選挙活動などについて話した。

 民主党新潟4区総支部長の菊田真紀子代議士が自民党の一部、民主党の一部が推す泉田裕彦氏を支援するといわれる中で、三条地域では金子恒夫市議を地区代表に活動するという。同行した金子市議は菊田代議士を説得する意欲を見せた。

 民主党新潟4区総支部長の菊田代議士が泉田氏を支持しており、多賀氏は三条地域での選挙活動について「地盤はフタを開けてみなければ分からない」と答えた。

 公約として掲げている「いっきに改革!引き出せ新潟県民力!」については、「改革とは行財政改革のこと。財政改革に奇策はない。歳入を増やして、歳出を削るための工夫をしたい。引き出せ県民力とは、人材発掘。県内にはさまざまなアイデア、行政が行う分野にまでアイデアを持つ人がいる。手を挙げにくい人にも手を挙げてもらえるようにして、地域の力をつけていきたい。この地域力をコミュニティビジネスにつなげるなど、コツコツした努力を4年間積み重ねて、財政健全化への地ならしを進めたい」と語る。

 三条地域への政策としては「やはり7・13水害は大きかった。中小企業への打撃は非常に大きいものと受け止めている。県の方からもきちんとした支援をする。また、身寄りのない被災者の支援も必要。県央地域は県内のものづくりの中心地として、特徴のあるまち。早期復興を進め、いち早く活性化していただきたい。また、産業とのマッチングを行い、高付加価値製品を作ることや、大学とのコンソーシアム(共同利用組織)のような形作りも必要」とした。

 県知事候補選びの段階で、支持団体に亀裂が入っている点については「様々議論していただき、白羽の矢を立てていただいたことは重く受け止めている。一生懸命やらせてほしい」とした。

 多賀氏は1949年、千葉県出身。1973年早稲田大学卒。15年間新潟大学で教鞭をとった後、現在は早稲田大学教授。新潟市寺尾在住。

 三条地域では、地区代表に金子恒夫市議、副代表に和田武市議、幹事長に小野吉夫元市議、事務長に武士俣昭司市議、顧問に坂上富男元代議士が就いて選挙活動を行う。

 金子市議は菊田代議士が泉田氏の支援に回っていることについて「本人に、直接確認を取りたい。将来のある方なので、なんとしても党の方針に従っていただきたい」と、説得する姿勢を見せていた。 
                                                (外山)