市民の良識はあった!
現職の強さ見せた高橋候補
 高橋候補の選対事務所には、午後9時ころから支持者らが集まり、午後10時に発表される開票速報を待った。高橋候補は、午後9時53分に事務所に入った。

 10時の速報の結果は、両候補とも8000票と互角。この経過に高橋候補は特に表情は変えなかったが、事務所内はじりじりとした雰囲気で、次の10時30分の速報を待った。

 高橋候補は、速報を待つ間、時おり選対役員らと言葉を交わし、時に「待つのは長いねえ」と冗談を飛ばすなど、余裕を見せているようだった。

 10時20分過ぎになって、高橋候補が有利な情勢であることが伝えられたが、高橋候補は「10時半を待ったほうが正確でしょう」と落ち着いた表情。

 10時半になって、高橋候補1万1534票、杉山候補が9317票との結果が伝えられると、事務所内は喜びで沸きあがり、万歳三唱。

 高橋候補は、支持者に向かって「本当にありがとうございます。12月の選挙では、300票の差でしたが、今回は2000票差の大勝。燕の市民の良識はやっぱりあった。みなさんのご声援がなければ今日はなかった。そしてまた、選挙責任者をはじめスタッフ、友人が一生懸命に支援していただいたからこそ。これから改めてご支援をお願いします。明日からさっそく市民の幸せのために合併を成功させるためがんばっていきたい」と心境を伝えた。

 また、当選後に駆けつけた小林清分水町長と固い握手を交わしたほか、事務所前に出て、集まった支持者とも喜びを分かち合った。

 その後、報道機関の質問に答え、今回の勝因について「市民の良識が正しかったと思う。合併が順調に進んでいる中、大義名分があったのではと考えている。合併は、吉田町、分水町と一緒になって進んでおり、ここで私が敗れればスムーズにはいかないと発言してきた。この結果からみて、このまま進めなければダメだということだと思う」と振り返った。

 公約に掲げていた産業振興については「産業立市であり、産業振興を掲げている。今まで以上に取組んでいきたい。農業、商店街も産業に含まれる。今まで農業に関しても独自の施策をしてきたつもり。これからも一生懸命取組んでいきたい」と最善を尽くすことを約束。

 最後に「信任投票だったと思っている。今回、勝たせてもらったことは、市民から信任を受けたと思っている。そして責任重大だと思っています」と表情を引き締めていた。 
                                                (重藤)