■収入8割減の危機 三条金物卸商・加藤理事長に聞く
毎年、4月の第1金曜日は「金物の日」で、ことしは4月1日がそれにあたる。
金物文化の普及を目的に三条金物卸商Oが中心となって平成8年に三条市で行われた全国利器工匠具卸組合連合会新潟大会で定め、さまざまな啓発事業に取り組んできたが、ことしは、同組合が事業収入の大幅減という変革期を迎えているため、これまでのPR手法を見直す時期に来ている。
日本道路公団が、1日から大口高速道路利用者向けに行っていた割引制度を、より大口、多頻度の利用者を優遇する制度に変更したため、これまで同組合が収入のほとんどとして頼ってきた高速道路共同支払事業の収入が激減。事業費は、前年度の2割ほどにまで減少する見通しという厳しい状況が想定されている。
その中で、組合事業をどのように組み立て直し、運営していくか、加藤敏敦理事長は「組合員へのサービスを落とさずに本来の組合事業を考え直す転機である」と見据えている。
加藤理事長に、今後の組合運営、金物卸業界の現状と課題を聞いた。【記事全文】
■激変 高速道事業 全国初信販会社と提携
新潟県三条金物卸商(協)は、日本道路公団の制度変更に対応して、高速道路の利用頻度の高い会員を対象とした割引カードのほか、高速道の利用が少ない会員向けにも独自のカードを発行し、組合員へのサービス低下を防ぐ方針。
制度が変更されるのが正式に決まったのが昨年十月。その間、加藤理事長、高森武志副理事長らで、対応策を練り、12月の臨時総会で新制度に移行して実施していくことを決定するなど、すばやく対応を進めてきた。
制度変更が組合事業費にどの程度の影響を与えるのか詳しく聞いた。【記事全文】
■有形、無形問わず逸品求む えちご逸品ぞくぞく発掘会本格始動
新潟県初の産業物産振興を目的としたNPO法人として、昨年10月に発足した「えちご逸品ぞくぞく発掘会(遠藤栄松理事長)」は、このほど、主にPRの場としているホームページを刷新。さらなる「逸品」の発掘によって、県産業の活性化を図り、将来的には県内観光の集客アップや、ボランティアによる観光ガイドなど、有形、無形を問わず県全体の産業、物産、観光の振興を図ろうと、5月には東京都日本橋のNICOプラザで展示会を予定している。【記事全文】
■銘酒「鄙願(ひがん)」 越後分水の酒・ほしのを訪ねて
■伝統・集積生かし躍進
「踊り場」にあると言われるものの、大企業と中小企業だけでなく、県央地域の地場産業でも企業間格差が広まりつつある昨今。はやくから海外製品との価格競争を疑問視し、独自性や付加価値の高い製品づくりへと目を向けている企業がある一方で、依然、価格競争に苦戦する企業も少なからず存在する。さらに、デフレ経済によって材料価格の高騰を製品価格に転嫁できない状況は続いている。
燕市の洋食器産業をはじめとした金属加工業者の中には、企業の独自性を生かした連携や、海外をうまく利用した戦略で業績をあげる企業、業績アップを目指す企業もある。
産地集積を生かし、直接、情報を発信することで消費者の需要を促す片力商事、世界で注目を浴び続けている日本文化を海外に発信することで新市場の開拓を目指す藤寅工業にそれぞれ話を聞いた。
●産業集積生かして連携 片力商事 片山透社長
●売上から品質の追求へ 藤寅工業 藤田進社長
■水と文化と良寛の里 分水町はや分かり
来年3月20日に、燕市、吉田町とともに、3市町合併を果たし、新しい燕市となる分水町。
良寛と五合庵のある国上山、大河津分水の桜の咲く頃に大々的に繰り広げられる「おいらん道中」など、観光スポットとしての分水町は全国的に知られている。
しかし、工業団地の進出などで、はやくから燕市民が一体感を抱いていた吉田町に比べ、市民間の交流はあまり深くなく、行政レベルでの理解となると皆無に等しい。ただ、燕市の中でも、歴史的な生い立ちや産業構造が異なる小池地域が、分水町横田と境を接していたことから、分水町笈砂地区とかかわりを持っている。
本紙では、「J倶楽部」で歴史の面から吉田町、弥彦村、分水町と紹介してきているが、本欄では、将来の燕市民として一緒に暮らしていく分水町の概要を紹介する。【記事全文】
■「竹」資源を建材に 愛知万博契機に拡大期待 下田村高屋敷 オリエンタル
新潟県南蒲原郡下田村高屋敷、(株)オリエンタル(吉川吉彦社長)は、竹を工業製品とする取り組みを続けるメーカー。これまでに研究開発に1億円を投じ特許などを取得。建材、生活雑貨などに活用している。また10年前に燕市花園町地内に建築した竹の集成材を使用したモデルハウスは、劣化が目立っておらず、建材に適していることが証明されたことから、積極展開する姿勢を見せている。
さらに愛知万博の日本パビリオンは、竹、木、布、土をテーマとして、特に竹が注目されているために、吉川社長は「万博がひとつの契機になるのでは」と今後の展開に期待を寄せている。【記事全文】
■嵐南の姿が変わる 三条高校新校舎完成
新潟県三条市月岡地内の県立三条高校新校舎が、いよいよ開校する。
建設途上で7・13水害、中越大震災に見舞われたが、工事は順調に進んだ。そして、通学路関連として三条市が整備したJR三条駅自由通路、新保裏館線などの施設も完成。地域の姿が大きく変化を見せている。今後、新学期のスタートとともににぎやかな地域になりそうだ。【記事全文】
■跡地利用新「三条市」で 三高「県から買い取る」、競馬場河川改修で不透明
三条高校が月岡地内の新校舎に移転した後、南四日町地内の旧校舎跡地はどうなるのか。
三条市は、県から買い取る方針だが、具体的な用途は白紙のまま。かつて、市民に意見を募った「三条高校跡地活用検討報告書」は宙に浮いたままだ。
中心市街地にできた広大な空き地をどう利用するか。水害ゴミの臨時集積場とはなったが、市は県に公園化を求めている三条競馬場の跡地利用も含め、新「三条市」の課題の1つになる。【記事全文】
■バスケット王国三条復権を 三条地区アルビバスケ後援会
新潟県三条市では2月2日、プロバスケットボールチームの新潟アルビレックスを支援する三条地区ALBIREXバスケットボール後援会(梨木建夫会長)が結成された。同会は新潟アルビレックスの支援活動を手がかりに、子ども向け教室の開催など、バスケットボール王国新潟の復権を目指している。
戦前から昭和中期にかけて三条中学、三条高校バスケットボール部が全国レベルで活躍するなど、三条市はバスケットボールの強豪を多数排出し全国にその名をとどろかせていた。
同後援会の役員には、三条高校バスケットボール部出身者を中心に、選手として三条市のバスケットボールの黄金期を支えてきた人が名を連ねている。梨木会長、同後援会顧問で、三条バスケットボール協会相談役の細井英治さんに、自身のバスケットボール部時代を振り返ってもらい、三条市のバスケット黄金時代についても話を聞いた。【記事全文】

