ことわざ、俳句両部門で出場
本成寺保育園
後列左から2人目が川口正悟くん 本成寺保育園(皆川貞子園長・園児数161人)が、漢字教育の一環として漢字かるたを導入してから長いが、地区大会に出場したのは、今回で3回目。

 同園は園児数が多いことから、毎回、園内で選抜大会を行い、代表者が出場している。

 今回は年長園児11人、年中園児6人の計17人が地区大会に出場した。

 年少園児に関しては、今回から会場の関係上、大会日程も1日になったことなどから、「途中で眠くなるかもしれない」とのことから、参加を見送った。

 同園では、漢字かるたのほか、年少園児らはフラッシュカードを使うなどして、日常の中で遊びながら覚えられるよう、取り組んでいる。

 漢字かるたに関しては、保育の中でも取り入れているが、お正月は家に持ち帰り、家族で楽しんでいるところも多い。「親子で何かをするのはいいこと。コミュニケーションを図る上でも一役買っています」とし、「小さい時にしたことは覚えているし、忘れない。例えば、諺や百人一首などは大人になってから覚えようとしても難しい。今のうちに遊びを通して、覚えられれば」と話す。

 15日の新潟地区大会では、時期的に風邪が流行り始めるころで、1回戦を勝ち進んでも2回戦、3回戦で体調を崩す子も。

 善戦の末、年長園児の川口正悟くんが、諺かるたの部で努力賞、俳句かるたの部で奨励賞となり、両部門での全国大会出場を決めた。

 それでも負けると、悔しくて大泣きする子や、歯を食いしばってじっと涙をこらえる子もいた。「兄弟げんかや怒られて泣くのとは違う、家ではなかなか見られない涙。悔し涙を流す子どもを見て、子どもの成長を喜びつつ、もらい泣きするお母さんもいました。いい経験でした」と皆川園長。

 園内では、日常的に漢字かるたで遊ぶ園児の姿があり、漢字が普段の生活の中にとけ込んでいることがうかがえる。全国大会が楽しみだ。     
                                                (廣川)