代位弁済大幅に減少
水害の三条、燕の承諾は増加 保証協会10月
新潟県信用保証協会によれば、昨年10月の代位弁済は、66件、3億1247万3000円で、前年同月比66.6%と大幅に減少した。
保証承諾も資金需要の大半を占める運転資金が減少しているが、設備資金については若干の増が続いている。一方、7・13水害で資金需要が伸びている三条市などでは前年同月比を上回った。
代位弁済が、前年同月を下回るのは、これで7カ月連続。倒産件数の減少を反映しており、10月の県内企業倒産は6件、負債総額五59億6300万円で前年同月比9.2%減だった。
代位弁済の業種別で、最も多かったのは建設業で36件、1億2871万5000円と全体の41.2%を占めている。次いで多かったのは製造業の15件、7638万5000円。その他の主な業種は、卸売業が5件、5025万円、小売業が5件、713万3000円、サービス業が4件、4906万4000円だった。
保証実績は、承諾が1589件、126億5058万2000円で前年同月比33.9%減。
主な業種別では、製造業が431件、41億2971万2000円、建設業が365件、28億3388万円、卸売業が158件、18億6063万円、小売業が325件、20億5090万円、サービス業が172件、9億9530万円だった。
資金使途別では、運転資金が1164件、101億9364万2000円で前年同月比36.1%減、設備資金が110件、9億7836万円で前年同月比3.6%増、運転・設備資金が315件、14億7858万円で前年同月比33.9%減だった。
保証承諾の金額は全県では減少傾向だが、三条市、燕市は増加。
三条市は154件、12億9215万円で前年同月比4.5%増、燕市は86件、9億4077万2000円で前年同月比28.2%増。
うち、三条市の利用件数は、新潟市に次いで県内2番目の多さ。水害で被災した多くの企業が、資金を必要としていることを印象付ける。
三条市、燕市で保証承諾の利用が伸びたことで、保証協会県央支店の保証承諾は、366件、30億6638万2000円で前年同月比94.7%と、県内7つの課・支店中、最も減少幅が小さかった。
(重藤)
