三条市
五十嵐川改修移転対象325人に説明
移転先希望調査も実施
 新潟県の三条土木事務所、三条市は、五十嵐川改修計画に伴う関係者説明会を1月20日から4日間の日程で開催。移転に関わる対象者は325人。

 五十嵐川の河川改修は、7・13水害と同程度の規模の洪水に耐えうる規模に改修するもので、国の災害復旧事業として、5カ年で進めている。

 県と市は、詳細な改修計画の策定を進めており、昨年11月末には、移転対象者以外も含めた改修周辺地域の関係者説明会を開催し、2500分の1の図面で、計画の概要などを説明していた。

 その後、100メートル間隔で設計していた断面を20メートル間隔にして築堤に必要な土地の広さを割り出すなどして、今月11日に500分の1の図面が完成、20日から説明会と急ピッチ。

 今回の説明会対象者の325人は、(1)新堤防の築堤計画域内に土地建物を所有(2)常盤橋の架け替え計画区域内に土地又は建物を所有している(3)市道(一部)の取付け計画区域内に土地建物を所有としている関係者。

 また、現段階で嵐川橋、御蔵橋、一新橋の架け替えに影響する個所や、排水ポンプ場の詳細な計画が完成していないため、今後、移転対象者はさらに増える見通し。

 最終的には昨年11月末に示した、世帯数で340世帯ほどに達するという。橋の架け替え、市道の取付け、排水ポンプ場の関係者の説明は5月に開催する予定。このほかに、3月に堤防の乗り入れについての説明会も予定している。

 説明会では(1)新堤防の法線(2)標準断面(3)県が都市計画街路事業として進める常磐橋の架け替え(4)今後のスケジュール(5)用地補償の基本的な考え方を説明する。

 説明会のほかに移転対象者には、郵送で移転先の希望についてのアンケート調査を実施。移転候補地については、現在、宅建協会の協力で、ある程度の選定を進めているが、移転対象者に場所と土地単価を聞いた上で決定していくという。

 また、関係者説明会に先立って、20日午前10時から、三条市議会の五十嵐川改修事業等調査特別委員会(原茂之委員長)が開かれた。      
                                                (重藤)