合併に向けアイデア豊富
三条市長と青年の座談会
高橋一夫三条市長と新潟県三条市勤労青少年ホーム・ソレイユ三条の利用者などによる座談会が、1月27日日午後7時半からソレイユ三条で開かれ、新「三条市」スタート後の市の姿などについて意見を交えた。
市長とソレイユ三条の利用者など40人ほどが、青年を対象に行った合併に関するアンケート調査結果をもとに「仕事」、「環境」、「交流」、「施設」の4つの柱で、アイデアを出し合ったもので、アンケートは昨年11月に実施された。
回答者は、10代から30代までの男女112人。質問のうち、合併に対する関心の設問で「関心あり」と答えたのは48%と半数近かった。一方、合併に対する期待については「期待している」が23%、「期待していない」が77%。
座談会で高橋市長は、このアンケート結果について「期待していないが77%ということで安心している。今回の合併は、財政的な問題であり、国の改革で減らされる補助金などは、昨年は9億円、17年度は確定していないが、9億円に3億円から5億円が加えられて削減されるそうだ。しかし、補助金などが少なくなって大変だと思うが、逆に今まではみなさんの望んでいることが補助金の縛りでできなかったが、今後はそれに取り組みやすい時代になっている。だから、面白く、やりがいのある社会になっていると感じている」と市政への積極的な参加を求めていた。
また、青年たちの意見では、今ある施設を有効に使った子どもの遊び場の充実など、財政難の現状を踏まえたようなアイデアが出された一方で、合併後に箱物施設の建設を望む意見も出された。
吹奏楽に親しんでいる男性が、多くの市民と同様に「加茂の文化会館と中央公民館では雲泥の差」とコンサートホール付き文化会館の建設を求めた。
高橋市長は「加茂の文化会館を三条の文化会館として使ってください。というのは、加茂の暁星短大が経営大学になったのは、この地域に大学がないから造りたいということで、私が運動の火をつけた。当時の内山市長さんに暁星短大を4年制大学に、と言って運動した。そして、三条が多くのお金を出して4年制大学になった。当初、三条に造ればよいという話もあったのだが、私はこの地域一体で物事を考えて実行するべきだと言って現在の経営大学ができている。そういう意味から、広域で施設などを利用するべきだと思っているわけであり、みなさんもそのように考えて、加茂の施設を使ってください」と呼びかけた。
そのほかに、夜間も開館しているソレイユ三条に職業関連の相談コーナーの設置、合併後の交流を深めるために夏祭りを盛り上げたいなど、ユニークなアイデアが多く出された。
(重藤)
