三条市上須頃、アークランドサカモト(株)(坂本守蔵代表取締役)は、10月7日、平成18年2月期連結の中間決算を発表。8月20日現在の半期を経過し、売上高427億3600万円、営業利益21億9400万円、経常利益24億1300万円で、前年同期比売上高4・8%、営業利益8・4%、経常利益9・7%の伸びで、増収増益となった。
個人消費が緩やかな回復にとどまる中で、ホームセンター業界も、例外なく厳しい環境におかれているが、同社では「1店舗巨大主義+変化対応型店舗」を目指し、既存ホームセンター巨大8店舗の客数、売り上げの双方が伸びるなどで好調さを堅持した。
なお、期末の連結業績予想では、売上高880億円、経常利益45億円、当期純利益23億円で、今月21日には「ホームセンタームサシ京都八幡店」がオープンするなど目標達成に弾みがつきそうだ。
ホームセンター業界では、一般消費者の、モノの消費を抑える傾向が進む中、影響を受けて商品価格の下落が続き、業界の競合がいっそう激しさを増している。
同社では主力のホームセンター部門で、「1店舗巨大主義+変化対応型店舗戦略」で、他店との差別化を図った。
専門性の高い建築、農業資材・素材、園芸、ペット用品、インテリア関連商品を、用途本位に徹底、多サイズ、多品種の品揃いに努めた。また、店舗内で、建築資材のカットや溶接、各種機械の修理、部品交換、カーテンやカーペットのサイズ加工、各種商品の名入れなど、店舗内での技術サービスを拡充した。
既存の巨大ホームセンター8店舗の客数は、前年同期比3・4%の増、売上高も1・7%伸びた。
同社では「一般の消費者並びに業者などに、目的購買の地域1番店としての地位が確立しているため」と位置付けている。
ホームセンター部門の売上高は前年同期比8・8%増の283億1800万円だった。
一方、「ランドクラブ」「フードデポ」「アークオアシスデザイン」など、ほかの小売部門は、売上高59億4800万円で、前年同期比3・5%のマイナス。
卸売部門は、競争激化と天候不順で全国的にホームセンターの売り上げが低迷、DIY用品を中心に商品供給している部門は影響を受けたが、同社のホームセンター部門の巨大店舗経営のノウハウを活かし、新規取引先を開拓、売上高は前年同期比2%増の47億5000万円となった。
外食産業部門は、主力のとんかつ専門店「かつや」の店舗数が、6月末で、直営店36店舗、フランチャイズ店77店舗になった。スクラップアンドビルドを進め、売上高は29億4300万円で、全円同期比5・6%減となったが、営業利益は、2億3100万円で、前年同期比268・8%増になった。
不動産部門は、7億7600万円で、前年同期比2・2%減。
通期見通しとしては、「ホームセンター業界も大きな変革期を迎えており、従来型の経営手法では通用しなくなっている」との認識の下、一層「お客様に圧倒的に支持される店舗づくり」に努力する。また、関西地域では、「ホームセンタームサシ姫路店」についで2目の店舗として10月21日にオープンする「ホームセンタームサシ京都八幡店」による売り上げの伸びも目論んでいる。
(社主)