笑顔の春目指しスタート!
就職決起大会・学内合同企業説明会 新潟経営大
激励する蛯名学長 新潟県加茂市希望ヶ丘、新潟経営大学(蛯名保彦学長・生徒数640人)は、2月7日、同大学内で就職決起大会と学内合同企業説明会を開催し、3年生が新社会人になるためのスタートを切った。

 同大学が、3年生を対象に、就職決起大会と学内合同企業説明会を開催するのは、今回で5回目。毎年、1月下旬に行っていたが、今回は7・13水害や中越大震災などの影響から、総合講座自体の日程が遅れ、2月にずれ込んだ。

 同大学では、高度な人材育成を目指し、キャリア教育を導入。高等教育機関として、ただ学生に就職をあっせんするのではなく、個人のパーソナリティーや適応能力に合わせた個別指導に重点を置き、日常の中でも、社会への適応能力を育てる授業などを取り入れるなど学校全体で取り組み、生きる力に加え、働く力を養うことに力を注いでいる。

 キャリア教育は、来年度から単位化し、大原簿記専門学校と提携している講座も、今までは正課後、開講していたが、来年度から午後からなど、受けやすい時間帯に設ける。加えて、学生が企画、要望して申し込む授業や、企業の採用試験に用いられるSPIを、インターネットで随時学習できるようにするなど、人材育成に積極的だ。

 今年の就職決起大会は、3年生154人のうち、就職を希望する100人が対象で、うち90人が参加した。

 就職決起大会にあたり、蛯名学長は、現在の経済状況について、「楽観を許さない状況。景気が回復したからと言って、表面上のことなので、雇用面には大きな期待ができない」とし、雇用などの構造上の問題などに触れた。就職活動について、「生きる力、働く力などの職業観を、1年生の時から十分指導してきた」と、カリキュラムなどを説明し、「キャリア教育の成果を生かしてほしい」と激励した。

 就職指導委員長の石井泰幸助教授も「大学で3年間学んだことを生かす場がやってきた。今、企業からはコミュニケーション能力と企画力が求められている。これらはすぐにできるものではない。1日1日の積み重ね。これらを企業の皆さんに出す日がきたと思ってほしい。内定を取って、夢をかなえてほしい」と、エールを送った。

 最後に出席した学生が、上杉元学友会長に合わせて、「ガンバロー」コールを行い、就職気運を盛り上げ、閉会した。

 午後2時から、出席した学生は、学内合同企業説明会に参加した。

 今年は昨年の40社より8社少ない、32社が出席。出席企業は、自社のパンフレットはもちろん、ノートパソコンを持ち込み、ホームページや資料などを映し出して説明するブースも目立った。

 学生たちは、開始と同時に目当ての企業ブースに向かい、担当者に氏名や住所、Eメールアドレス、資格、得意科目などを書き込んだエントリーカードを手渡し、話を聞いた。

 学生は、真剣な表情で担当者の説明を聞き、積極的に質問していた。

 参加した学生の中には「金融系に絞っています。特に、地元に密着している信用金庫を中心に話を聞いています」と、希望職種が明確な学生もいれば、「自動車が好きなので、とりあえず車にかかわる仕事ができれば」と漠然ととらえている学生も。企業の説明を聞いた学生は「思った通りの企業だと思いました。ぜひ、採用試験を受けたい」と、社会人への夢をふくらませていた。

 なお同大学の現4年生の求人、求職、就職決定(内定)状況は、1日現在、求人数が前年同期と比べ、231人増の984人、就職希望者数は前年同期より3人増の102人、就職決定者数が前年同期より10人増の81人、就職決定率が、前年同期より7.7ポイント増の79.4%となっている。     
                                                (廣川)