移転代替地は「近いところ」
渡辺秀央参院議員が河川改修説明受ける
 民主党の渡辺秀央参議院議員は、3月7日、新潟県三条市役所を訪れ、三条土木事務所と三条市から五十嵐川改修の進ちょく状況を聞いた。

 市長職務代理者の佐藤和夫助役は、移転関係者の代替地について「中心地におられる方なので、できるだけ近くに用意したい」と報告したほか、市から改修工事において地元業者を優先させることを要望した。

 渡辺参院議員のほか、竹山昭二県議、市議会五十嵐川改修事業等調査特別委員長の原茂之市議ら民主党の市内関係者12人が訪れた。

 新潟県、三条市からは、八幡泰市三条土木事務所長、市長職務代理者の佐藤和夫助役ら4人が出席。

 説明では、河川改修の概要や、架け替える4つの橋のスケジュールについて報告。

 うち、市が進めている移転関係者の代替地の進ちょく状況については、土田壮一五十嵐川改修対策室長が「市長も、市である程度の責任を持って対応したいとしている。そこで、新年度予算で、県央土地開発公社から債務補償を受けるべく、嵐北の数カ所で用地折衝中、嵐南でもいくつかの話が出ているので交渉していきたい。また、移転対象者に代替地のアンケートを実施しており、現在50%ほどを集計している。結果はまだ明らかにはできないが、中には自分で探す、必要ないという人もいる。しかし、ある程度の部分は行政で用意していかなければと思っている」と、状況を報告した。

 代替地について、渡辺参院議員は「地権者の方々が、移転しても希望をつなげるような『何か』をプラスしてほしい。その『何か』は政治だと思う。市長さんも回復に向かう中、じっくりとよいアイデアを考えてほしいと伝えてください」と求めた。

 市からの要望では、佐藤助役が「改修工事で地元に膨大な資金が投資されることになる。その中で、商工会議所からの陳情を受けているのだが、何らかのかたちで地元業者が参加できるようにしてほしい」と求めた。

 これに渡辺参院議員は、「県事業なので、竹山県議にお願いしてほしいのだが、県知事も県全体の観点から地元優先と言っている。やはり、三条市を中心とする周辺で自分たちの寝床をつくる気持ちで取り組んでほしい」と理解を示したものの、「国の立場としては、くれぐれも談合などと言われないように、きょうは国会のため出席できなかったが菊田代議士や森参院議員に見てもらいたい。そして、業界が自分たちで、自分たちの寝床をつくるために直接仕事を受けたいという体制をつくって、県にお願いしてほしい。あれだけの犠牲者を出し、さらに協力者あっての事業であり、業界が権利を主張するようなものではなく、オープンに、地元が納得できるような形で」と求めた。
                                                (重藤)