クーポンデザインや発行時期など再検討
加茂・地元買物運動合同委員会
新潟県加茂商工会議所の地元買物運動推進委員会(野本正次委員長)の事業活動委員会(桑原寛治委員長)と店づくり委員会(田辺敏夫委員長)は、3月2日正午から同会議所役員会議室で、合同で委員会を開き、今までの事業についての反省と今後の取り組みについて意見を交わした。
開会にあたり、野本推進委員長は「地元買物運動の事業も今年の春で3年目となる。この辺で、今までの2カ年の事業を振り返り、点検し、そのままでいいならそれで結構。しかし事業展開など、考え直すなら意見がほしい」と、積極的な発言を求めた。
平成16年度の地元買物運動事業に費やした総費用見込は、98万2241円。接客対応などのセミナー開催、ポスターやステッカーなど消費者へのPR活動に使った。
かもっ子割引クーポンの利用状況では、10月、11月、12月の3カ月の合計枚数が約5500枚。10月の利用が最も多く、11月、12月と徐々に減少。12月からは商店街の年末売り出しもあったため、鈍ったと見られる。
呉服衣料、飲食、靴小売での利用が中心。
クーポン参加店対象のアンケートでは、50店から回答を得た。
前年同期と比較した売上増減については、「不変」「減少」との回答が、80%に達した。これについて同会議所では、「確かに売上は減少したが、減少率は低かったとの声も聞かれた」と述べた。
クーポンによる売上効果は、「あり」が44%で、「なし」が32%、「不明」が24%。
最も期待を寄せていた新規顧客開拓への効果では、「あり」が52%、「なし」が38%、「不明」が8%で、自店での新サービスなどへの取り組みは、「あり」が8%、「なし」が92%だった。
次回クーポンへの参加意向では、「参加」が60.4%、「不参加」が10.4%、「未定」が29.2%。
参加店、消費者からのコメントでは、好評な意見がある一方、「クーポン券が探しにくい」「有効期限の文字が小さすぎる」「割引クーポンのサービス内容に魅力がない」「家族で共有できる仕組みがほしい」などの苦言や要望も多く寄せられた。
桑原事業委員長は「ほかにはないクーポン券を作ったことは良かった。でも第1回はチャレンジで、第2回は逆に難しい。この2回目が肝心。これを乗り切れば、続いていくと思う。もうやらないという店や、もう使わないという客もいる。時間をかけて、よく話し合っていきたい」と協力を呼びかけた。
野本推進委員長も「クーポンだけでなく、独自のサービスも付けたところは、二重の喜びとして利用が伸びた。クーポンも発行時期、期間などの問題もある。大勢の人が参加し、買物運動の成果があるような方向に持っていきたい」と話した。
委員からは、店づくりなどで指導を仰いでいる水井澄人先生が手掛けた、ほかの地域への視察を望む声も上がった。
発行時期や期間などは、各委員会に持ち帰り、議論することを決め、閉会した。
(廣川)
