
新潟県燕市中央通4、アマチュア写真家の捧武さん(=写真右)は、ことし4月に創設された新潟縣寫眞藝術協會の初代会長に就任。それと並行して、ことし写真家暦55周年を迎えるため、11月末に15年来の友人である元BSNアナウンサーで現在、県内を中心にタレント活動を行っている大倉修吾さん(=写真左)をモチーフにした写真集を発売し、それを記念した写真展を11月23日(金)、24日(土)の2日間、燕市総合文化センターで開く。
この協会は二科会写真部新潟支部から独立したもので、この支部に所属していた約270人中、150人が参加。
独立のきっかけは4年前、二科会写真部の本部の会長を務めていた写真家の秋山庄太郎さんが亡くなったこと。この後、会則が変わり、それまで二科展入賞、入選2回以上が会員資格だったものが、出品者は全員会員になれるように門戸を広げた。
「それでは今までがんばって入会できた人の努力が無駄になる」と新しい協会を設立。
捧さんは、「年の功で初代会長を任されたが、今のところ、作品の研究会程度の活動しか実施していない。作品展は来年以降になる」とし、「私も、もう75歳。写真家暦60周年に何かしようと考えていたが、昨年、同じ写真仲間の田中未来さんと2人展を開いた時、体力の衰えを感じた。そこで55周年を企画した」と説明。個人的な写真家活動と協会運営の両立の難しさを話す。
写真集は全130ページくらいになる予定で、捧さんと大倉さん、BSNで話し合いながら編集中。定価は3000円を予定していて、2割をBSNの「愛のキャンペーン」に寄付するという。
「大倉さんは、『思い切って作ればいいよ』と言ってくれるが、大倉さんを撮影した写真には大物芸能人が一緒に写っているものが多い。そういう肖像権をクリアしなければ」と苦笑する。
写真展には、60点ほど出品する予定で、大倉さんの海外での活動から、燕地区中心市街地商店街で、ことしも25日(土)に開催される200メートルいちびに、以前、大倉さんが遊びに来た時のスナップなど、大倉さんの過去15年間の記録写真的な展覧会になる。
「これは、まだ個人的な考えで、具体的に進めている話ではないが、写真展の前夜祭的なイベントとして、大倉さんの無料講演会を開き、そこで募金を募り、それを燕市の芸術活動の発展に役立てたい」と、捧さん。
同協會もこの写真展や写真集発売を後援するが、捧さんは、「会員は県内のさまざまなところで活動している。そのため、近隣の特に若手のスタッフが中心になるはず」と話す。
問い合わせは捧さん(TEL0256・62・2220)まで。
(阿部)
