県央地区のみの工具セットから広がる可能性
自動車専門学校の生徒らが県央地区の工場見学
 新潟県三条市西本成寺一、(株)Noah(高橋憲示社長)は、6月30日、県央地区の工具をもっとエンドユーザーにつなげようと、NSGグループのGIA新潟国際自動車大学校のモータースポーツ課の学生25人を県央地区に招待。県央地区の作業工具業会への理解を深めてもらおうと、(株)マルト長谷川工作所、(株)兼古製作所、旭金属工業(株)の工場を見学した。

 同社では、県央地区の工具メーカーの製品をナショナルブランドのまま独自の工具セットとして企画。ことしの4月から、同校で講師、学生が授業でのツールとして使っている。

 この工具セットには48ピースの工具が入っており、県央地区の7社の製品ですべてを賄っている。

 高橋社長は「県央という地場が製造にたけているということは、県央地区では知られているが、一歩、市外に出ると知られていない。そこで、県央はこれだけのものがそろっているんだということを知ってもらうためにも、今回の県央地区だけでの工具セットを企画した」と話す。

 そして、「これだけの工具を製造できる県央地区を実際に見てみたい」と、今回の訪問に至ったもの。

 生徒らは、この日午前11時から、(協)三条工業会の涌井清次専務理事から、三条地区の作業工具業界について説明を受けた後、三社の工場を見て回り、担当者の説明に熱心に耳を傾けながら、県央地域の工具製造の高い生産性や技術水準の高さに目を丸くしていた。

 高橋社長は「プロに使ってもらうのももちろん大切だが、その卵である彼らに使ってもらうこともより重要。彼らは、これから国内はもちろん、海外に羽ばたく。その時に使っているツールボックスがすべて県央産となったら、その後、この地が得られるターンバックは計り知れない」と、10年後を見据える。

 そして、今後は県央地区のメーカーの製品だけで作る調理キット、同じく県央地区のメーカーの製品のみで作る大工道具セットなども企画中。

 なお、工具セットについての詳細は同社HP(http://www.noah-branding.jp/)へ。

 問い合わせは、(株)Noah(TEL0256・35・5454)まで。 
                                                (石山)