ハイブリッド広告スタート
(株)キミヤのPDS
 新潟県三条市興野三、(株)キミヤ(木宮隆社長)が運営するインターネット上で中古農機具や新品農機具などの販売を仲介するサイト、PDS情報ネットワークサービスは、7月1日からハイブリッドバナー広告を始めた。

 2003年11月の正式オープンから3年半が経過。7月11日現在で、登録農機具店数556社、登録メーカー数5社、登録農家数6267人とその数はどんどん広がっており、2007年の売買実績は「中古売ります市場」が3634件で取引金額13億2027万601円、「中古買います市場」は47件で406万1213円と市場規模も拡大を見せている。

 木宮社長は、このハイブリッドバナー広告のスタートを第3ステップと位置付けており、さらには次の第4ステップをも視野に入れている。

 ハイブリッドバナー広告は、「広告は出したけど、消費者の反応がいま一つ分からない」という人にオススメの広告。

 通常のホームページのバナー広告とEメールとの「ハイブリッド」による相乗効果で訴求力を大幅にアップさせるというもの。

 また、期間中に応募したお客の中から抽選で何人かに広告掲載商品などをプレゼントするというPR手法、「応募方式」を採用することで、広告に対する消費者の反応を確認することができる。

 広告主は、まず「応募者の中から抽選で○○名様にプレゼント」といったようなプレゼント企画を用意し、広告を依頼する。

 このプレゼント企画の掲載されたバナー広告は、PDSサイトの「中古農機売買市場」、「新品お買い得市場」、「製造・卸直販モール」、「ファーマーズ市場」のトップページに3カ月間ランダムで掲載。また、新設した「プレゼント企画一覧」のページに各社のハイブリッドバナーを一覧で表示し、応募を促進する。

 このプレゼント企画一覧ページでは、各社のプレゼントを新着順、締切順、応募人数、当選人数ごとにソートする機能を持たせているほか、ハイブリッドバナー広告掲載企業のホームページへリンクしているバナー広告も掲載する。

 また、月に2回、PDSの全会員にEメールで配信しているメールマガジンにプレゼント企画を掲載し、会員のアクセスを促進する。なお、7月11日現在では農機具店、登録メーカー、農家合わせて6828件にメールマガジンが送られることになる。

 これを見た希望者は抽選に応募。広告期間終了後には、応募のあった会員のメールアドレスなどの顧客リストを送付。広告主は、現代のビジネスにおいて最も重要とされる顧客情報を確実に得ることができる。

 また、応募フォームにはアンケート記入欄も設けており、同時にお客からの意見も集めることができる。

 ハイブリッドバナー広告について、木宮社長は「新聞や雑誌、ホームページなど、さまざまな広告媒体があるが、問題は、出したはいいけど、効果があるのかどうか分からない。もともと、広告はそういうものとされてきて、往々にして義理で広告を出していたというところが多かった。しかし、景気が悪くなってくると、そういうところも機敏になってくる。そこで、このハイブリッド広告は、掲載期間内に応募した顧客情報を必ず手に入れることができる。この顧客情報を使って抽選を行い、仮に外れたとしても、応募してきた人というのは、少なくともその商品に興味を持ってくれたということ。後はその顧客リストを使って、自由に営業活動を行ってくれればいい」と話す。

 なお、ハイブリッドバナー広告は、掲載期間3カ月で掲載費用はバナー製作費を含め6万円。PDS登録メーカーはバナー製作費の1万円のみで申し込める。

 ハイブリッドバナー広告のスタートをPDSの第3ステップと位置付ける木宮社長。「最初は、中古農機具のマッチングサイトとしてスタートした。それから、農家登録を始めて、今では、中古農機具の情報は1300件、登録農家数は6000人を超え、登録農機具店も550店を超えた。1つの農機具店が挙げた情報を、見るのはこの7000人近い農家と農機具店。これは、すべて買ってくれる可能性のある顧客。つまり、中古情報も顧客もネットワークを通じて共有しているということ。1人ひとりが持っている力は小さい。1つの農機具店で持っている中古農機具の情報は1、2件。しかし、それが550件集まると1000件を超える情報になる。PDSは言ってみれば常設展示場。そこに1300もの商品が並んでいるということ。現在は、展示会に行くのは農機具店だけではない。農機具店は一緒に農家も連れて行くことがほとんど。しかし、そうなれば経費は莫大なものになる。それをネットワークを使うことで経費を抑えて、常に見られるようにしている仕組み」とし、「市場は6000人を超え、どんどん広がっている」と、開設から第2ステップと位置付ける農家登録までについての手応えは上々。実際に売買実績も右肩上がりのグラフを示している。

 今回の第3ステップ、ハイブリッドバナー広告についても、「これまでにも、デジタルカメラなどのプレゼント企画を行うと、多くの応募者がある。無料なら誰でも応募したいもの」と成功を確信している。

 そして、その見据える先は第4ステップ。「中古農機具のマッチングサイトとしてスタートして、農家をメーンにやってきた。しかし、このハイブリッドバナー広告のプレゼントは何も農機具だけではない。デジカメもあれば、液晶テレビもある。農家と言っても、普通の人。欲しい商品は一般の人と変わらない。そうであれば、何も農家だけにこだわる必要はない」と、第4ステップ、一般ユーザー登録も視野に入れ始めている。

 なお、PDSのHPアドレスは(http://www.kimiya.net/pds/) 
                                                (石山)
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