
園芸用品、土農用具、木製品製造の新潟県三条大面、カネコ総業(金子薫社長)は、同社が開発した新発想素材「WPC(Wood Plastic combination)」を使った新ブランド「WPC+」の開発を進めており、その第1弾を現在、(財)新潟県県央地域地場産業振興センター展示即売場内のディスプレイコーナーで、8月のディスプレイとして展示している。
WPCは、木材とプラスチックの複合体。木材の水管にプラスチックの原料で液状の「モノマー」を重合剤(硬化剤)とともに注入し加熱することにより、木材中の間隙に満たされたモノマーが硬化することによって製造される。
木材とプラスチック両方の性質をいいとこどりしたもので、木材の美観を損なうことなく、力学的強度は普通の木材の約3倍、寸法の安定性、耐候性、耐火性、薬品に対する態勢が向上し、バフ研磨にも対応できるほど耐摩耗性が増した上、耐水性にも優れている。
このWPCを使ったブランド「WPC+」は、WPCと地場産業の融合をテーマにしたもの。WPCは普通の木材よりも長持ちするため、現在、盛んに叫ばれているエコロジー商品にもなる。
現在、展示しているものでは、アイスピック、フローラルカッター、花台、花器。いずれも木材部分にWPCを使用しており、木材内部まで含浸染色しており、色落ちもせず、水に強く、変形も少ない。今後はさらに商品展開を図っていく考えも。
また、WPCのドラムスティックも開発。カラーバリエーションも豊富で、見て楽しく、叩いても楽しい、思わず集めたくなるようなスティック。やはり、木材内部まで含浸染色してあるので、表面塗装では表せない木のぬくもりを感じることができる。また、耐久性の高いWPCを作ったことで、今まで以上にハードでへヴィーなプレーが可能となる。

また、そのほかにも「ノンスリップコート」、「TWISTα+」も展示中。
ノンスリップコートは、さまざまな素材に塗って使える滑り止め。ウレタン系特殊塗料を使用してグリップ効果のある塗装を施すというもので、従来のラバーやプラスチックの滑り止めと比べ、素材との一体感のある仕上がりとなる。また、幅広い形状や素材に応用可能なため、グリップを取り付けることが困難な箇所でも滑り止め加工を施すことができる。さらに、ノンスリップコートに色を混ぜれば、さまざまなカラーバリエーションを楽しむことができる。
TWISTα+は、回転する正座イス。腰の悪い人はテレビを見ながらなど、気軽に腰をひねる運動ができ、膝に故障のある人は回転することでスムーズに立ち上がることができる。
地場産センターの開場時間は、午前9時30分から午後4時30分まで。
問い合わせは、同センター(TEL0256・32・2311/FAX0256・34・6167)へ。
(石山)
