新たな販路開拓へ
三条ブース、ホビーショーに初出展
 5月7日(木)から9日(土)までの3日間、東京都の東京ビッグサイト東京国際展示場東展示棟東1・2・3ホールで開かれる第33回2009日本ホビーショーに、三条商工会議所を中心に三条産地ブースが初出展する。

 ホビーショーは、三条産地ブースが出展するDIY&ツール・工具スペースをはじめ、手芸、クラフト、スクラップブッキング&ペーパークラフト、伝統工芸、出版・情報・知育など、幅広いジャンルにわたって企業、個人が出展する日本最大の手づくりホビーフェア。トレードショーとしての機能はもちろん、毎回11万人を超える来場者があるなど、コンシューマーショーとしての側面も大きい。

 内需拡大が叫ばれている中で、三条商工会議所販路開拓促進委員会では、このホビーショーを利用し、景気後退により厳しさを増す地場産業のメーカーのために、新たな販路開拓に努める。

 三条商工会議所では、今年度、販路開拓と三条産地のイメージアップ事業を積極的に展開することを重点活動項目の1つに挙げている。

 展示会への出展は、三条商工会議所商工振興事業では、もっとも力を入れている事業。三条製品の販路拡大と産地のイメージアップを図るため、国内外の数々の展示会に出展し、会員企業の出展とそれぞれの特徴ある見本市に三条のPRコーナーを設け、産地PRDVDの放映などで三条の魅力を紹介するもの。

昨年8月のDIYショウでの三条ブース 今年度は、こうした重点事業を踏まえ、従来、三条商工会議所が取りまとめて三条産地ブースとして出展していた、8月の「JAPAN DIY HOME CENTER SHOW」、「東京インターナショナルギフトショー」に加え、5月の「第33回2009日本ホビーショー」、そして、11月の「第3回国際ガーデン&エクステリアEXPO」に新しく出展する。

 販路開拓促進委員会の加藤敏敦委員長は、「ホビーショーに今回から、DIY&ツール・工作コーナーができたことから、『出てくれないか』という話があって、県の補助金を使って出ることにした。ホビーマーケットへ出展することで新たな販路の開拓につながる人もいるだろう。ことしは、国際ガーデン&エクステリアEXPOにも出るが、いろんなショーにチャレンジしていこうと考えている」と出展の経緯を話す。

 ホビーショーについては、「これまで中心となっていたホームセンターやDIY関連は、オーバーストア、オーバーサプライの飽和状態。ホビーショーでは、バイヤーはもちろん来るが、それよりも一般消費者が多く来る。そこで、どうやって一般消費者にアピールできるか。道具の使い方をユーザーに啓もうする、そういう提案も重要になってくる」と加藤委員長。

 また、「直接、消費者にアピールすることは、特にメーカーにとっては非常に貴重な機会。逆にユーザーから情報を聞くこともできる。今の時代、メーカー側は何を作ったらいいかというのが悩みどころ。その商品開発のヒントになる。消費者の中には、我々が意図して作った商品でも、まったく想像もしないような使い方をする人もいる。そういう話を聞くことで、『では、その使い方のためにはどう改良を加えたら、さらに使いやすくなるのか』ということにもつながる。売ることももちろんだが、売るためのホビーショーではなく、使ってもらうためのホビーショーとして、ハウトゥを全面に出してもらいたい」と出展業者に期待を寄せる。

 三条産地ブースは、三条商工会議所の共同小間のほかに、(株)アイガーツール、(株)角利製作所、(株)兼古製作所、シンワ測定(株)、(株)マルト長谷川工作所で構成する。三条商工会議共同小間に出展するのは、(有)オヤナギ正好製作所、(株)金鹿工具製作所、(有)シティア、高喜金物(株)、(株)外山刃物で、昨年のDIYショウやギフトショーと同じく、「伝統の鍛冶」をコンセプトに黒に統一。完成したばかりの産地PRDVD第3章「熾盛の道 明日に続く三条商人の旅」を放映するなどして、トータルとしての三条もPRする。

 ホビーショーでは、訪れる流通業者もDIY関係のバイヤーばかりでなく、ホビー関係のバイヤーも多数訪れる。また、コンシューマーショーとしての色合いも強く、職人に対して行う性能面でのPRだけでなく、「何に使うか」「どのように使うか」といった用途開発を行う必要があり、そのためにも、実演の重要性が増してくる。

 三条商工会議所共同小間に出展する、金切鋏などの製造販売、(株)金鹿工具製作所は、同社の金切鋏と掴み箸を使っての「空き缶アート」を実演する。空き缶アートは、その名の通り、どこの家庭にもあるアルミの空き缶を使い、折り紙のように切ったり、折り曲げたりして、ツルやクワガタ、飛行機などを作るというもの。

 ほかにも、(株)角利産業は鉋などを使ったの「マイ箸作り」、(株)アイガーツールは「グラススケッチ」、(有)シティアは「ワイヤーアート」を実演。そのほかにも、各社がそれぞれの商品を使った、趣味の世界を提案し、新たな販路を模索する。

 ホビーショーは、(社)日本ホビー協会が主催しているもので、第1回目は昭和52年3月に東京日本橋の三越本店で開催されており、今回が33回目。

 今回のホビーショーでは、「みんなでHappy手づくりライフ」をテーマに、2月16日現在で企業177社、個人146人が出展する。

 また、テーマ展示「スイーツワンダーランド」では、20人の招待作家による作品展示とワークショップ。「SWEETS TEA PARTY」をテーマに、作る楽しみ、見る楽しみ、参加する喜びを演出。ワークショップやミニ講習会を日替わりで展開する。

 そのほかにも、7日(木)は、広瀬光治さんのトークショー「手づくりで元気!」、8日(金)は、アイドル桜川ひめこさんの「めろめろスイーツデコ♪」、氣仙えりかさん&福田りおさんトークショー「こだわりのスイーツデコ」、9日(土)は、スイーツコーディネーター平岩理緒さんの「今注目のスイーツ&デザート」、清水国明さんのトークショー「『セカンドライフ、さあ、遊ぼう!』清水国明流、いきいき趣味ライフ」などイベントは盛りだくさんとなっている。

 なお、ホビーショーの開場時間は午前10時から午後5時まで。入場料は当日券が1000円、前売券が700円、高校生以下は無料となっている。   
                                               (石山)