1200人が参加して盛大に
坂井ガバナー、国際協会長からの手紙披露
 「出会い・感動・そして感謝」をテーマに掲げたライオンズクラブ国際協会333ーA地区第55回年次大会は、18日、地場産センターメッセピア並びにリサーチコアを会場に盛大に執り行われた。

 午前中に開かれた委員会・代議員総会で、7月からスタートする2009〜2010年度地区ガバナーに新潟北ライオンズクラブ所属の新潟市東区、会社役員樋口剛正さんを、同第一副地区ガバナーに上越ライオンズクラブ所属の上越市高土町2、会社役員佐藤和正さんを選出。

 午前10時から、金物など地元産品を並べたバザールが、地場産センターメッセピア1階で店開きし、包丁はじめ優良品を廉価で買い求める参加メンバーも。

 午後1時から、いよいよ式典で、三々五々、会場に詰め掛けるメンバー、来賓などが、ステージ上で繰り広げられる、新潟県無形文化財、三条神楽32舞のひとつ、「宝剣作の舞」に見入った。

 三条神明宮では、春、秋の例大祭で舞われ、神楽鑑賞会などでもしばしば披露されているおなじみの舞だが、市外から参加者の多い大会だけに、刀匠や相手の鍛冶などが、稲荷様の使いの助けで見事な宝剣を作り上げるという故事を見事に再現した1つの物語仕立ての舞に見入っていた。

 約1200人が入場したところで定刻となり、坂井源一地区ガバナーが、開会を宣言し、開会を告げるゴングを打ち鳴らした。国旗敬礼、国歌斉唱、物故ライオンの冥福を祈っての黙祷、ライオンズの精神を織り込んだ歌「ラインズ・ヒム」を全員で斉唱、ひな壇に上がった来賓、役員の紹介、参加クラブの紹介が行われた。

 この日のために用意周到に準備を進めてきた坂井キャビネットや地元のメンバーによる実行委員会を代表して、木戸正雄大会実行委員長が、「1年間のまとめであり、次年度に向けて決意を確認しあう大事な年次大会。坂井キャビネットにとっても、お1人お1人のメンバーにとっても意義深い、思い出に残る大会になるように」とさわやかに歓迎の挨拶。

 坂井地区ガバナーは、来賓に謝意を表し、79クラブ、レオクラブ、ライオネスクラブ、燕ライオンズクラブの雪椿支部のみなさんなど1200人が一堂に介して年次大会がこのように盛大に執り行われることにあつく御礼申し上げます」と述べ、水害、地震と度重なる災害にめげず、復興に立ち上がった新潟県民の勇気に「今後は何があっても立派に立ち直り、地域の模範となっていきたい。やればなんでもできる。やろうという気持ちが大事。やろうとすれば結果が出ます。前に進むことができる。きょうから、第一歩を踏み出そうじゃありませんか」と声も大きく呼びかけた。

 年次大会の記念誌に国際協会のアル・ブランデル会長の祝辞が掲載されているが、それとは別に、大会前に届いた同会長の手紙を紹介する形で「最悪の経済状況を伝えるニュースが繰り返されている。今年は事態はもっと悪くなるかもしれない。1930年代以降、最悪の不況に直面しているのではないか。先のことは誰も分からない。国際会長として、世界を旅していると、疾病で荒れ果てた村や自然災害で荒れた国を目の当たりにしている。私のふるさとニューヨークでも、9・11で世界貿易センタービルが壊れた。退職年金が減少している。2009年には、こうした人たちがさらに増えることになるでしょう」と、今こそ、ライオンズクラブは例会を昼から夜に、参加しやすくし、またレストランでの昼食を、会員の自宅で開くなどして節約し、恵まれない人々のための社会奉仕に努めることを訴える内容で「小さな奉仕が多くの人びとに変化をもたらし、効果的、創造的なことを行うのにためらってはいけない」と結んだ。

 来賓祝辞のトップを切って、國定勇人三条市長が「奉仕の精神を出し合って、その地域が豊かになっていく。皆様方と手を携えながら、奉仕の精神を出し合っていくのが地方分権。地方分権は市役所だけでできるものではない」として、ライオンズクラブの奉仕活動に謝意を表した。

 祝電披露や年次報告などの後、木戸大会委員長が記念事業として三条市に50万円を寄付する記念事業を発表、國定市長に目録を手渡した。

 国際アワードの発表の後、ガバナーズ大賞をはじめ、今年度、活躍が顕著だったクラブを「ガバナーズアワード」として表彰した。次年度の地区ガバナー、第1副ガバナーの紹介、ホストクラブ代表挨拶などで、次年度への引継ぎのセレモニーも終わり、閉式した。

 引き続いて懇親会に移り、はじめに法華宗総本山本成寺に伝わる日本三大鬼踊りで、鬼どもや「しょうずかばばあ」がステージ狭しとばかりに暴れ回り、豆をぶつけられるなど本番さながら。熱もさめやらないなかで、祝宴に移った。
                                               (社主)
LC国際協会333−A地区年次大会