“世界初”の測定工具コンテスト
真に必要とされるものをユーザーに
 新潟県三条市林町一、新潟精機(株)(五十嵐利行社長)は、1日から「第1回測定工具コンテスト」のアイデア募集を開始する。

 製品化を前提にした測定工具の改良アイデアを、同社製品のユーザーはもとより、学生など全国から広く募集し、厳しい環境下におかれる国内製造業の作業現場の悩み解決または、作業効率アップが狙い。「本当に必要な測定工具を、ユーザーに使って頂きたい思いから開催に至りました」と同社広報課。

 コンテストは同日から通年開催とし、審査は社内で行う。結果発表は8月初旬頃を予定し、製品化を予定するグランプリ1点、準グランプリ1点、製品に至らずとも対象とする審査委員特別賞を選出する。グランプリで5万円、準グランプリで3万円の賞金を用意し、それぞれ製品の命名も提案者が行う運び。特別賞には新潟県の特産品、受賞を逃しても応募者全員に参加賞が贈呈される。

 「世界初の測定工具コンテスト」と位置付け、第2回以降の開催も予定する。

 測定工具は、製品の仕上がりを図る作業で利用されることも多く、測定工具によって生産効率が左右されることもある。「測定部分がもっと細かったら」、「いびつな形状でも図ることができるように」といった実用につながる具体的なアイデアを募る。

 同社では、「ピンゲージ」、「リングゲージ」などと呼ばれ、製造品の検査などに利用される基準ゲージをはじめ、ノギス、マイクロメーター、ダイヤルゲージなどを製造販売する。基準ゲージは顧客の製造物に対して一品加工のような特注対応も行う。

 汎用的な製品についても、顧客の要望を吸い上げられるよう営業活動を展開していて、2年程前には「測定とケガキ作業を同時に」という顧客の要望を製品化した「デジタルケガキノギス」を発売し、定番商品となっている。こうした下地を基に、広くアイデアを募集するコンテストを実施し、国内製造業を下支えしていく。

 応募は、同社サイト「http://www.sokuteikougu.com」から応募用紙をダウンロードし、同社(TEL0256・31・5660/FAX0256・39・7730)へ。     
                                            (外山)
 2012年02月1日本紙掲載
新潟精機