一流の技を目の当たりに
加茂市で武道の授業スタート
 新潟県加茂市内の中学校が合同で行う武道の授業が、13日からスタートした。

 武道の授業は、平成24年度から1年生と2年生は必修、3年生は球技との選択制になっており、加茂市では全国に先駆けて、平成22年度から合同授業という形で実施している。

 実施競技は柔道、剣道、合気道、空手道、柳生新陰流剣道、穴澤流なぎなたの計6種。今年度は580人の生徒が参加し、それぞれが希望する武道の授業が計4回行われる。

 実技指導を行うのは、柔道は第2回世界学生柔道選手権大会で優勝し、現在は加茂市体育協会会長の水信健さんら、剣道は加茂剣道会会長で7段教士の番場馨さんら、合気道は7段の腕前で公益財団法人合気会合気道本部道場指導部師範の金沢威さん、空手道は8段の腕前で新潟県空手道連盟相談役の金谷國彦県議ら、なぎなたと柳生新陰流剣道はそれぞれ免許皆伝の小池清彦市長ら。いずれもその道の実力者で、生徒たちは一流の技を肌で感じながら武道を学ぶことができる。

 初日の13日は1年生が対象で、午前10時から加茂市の下条体育センターに190人ほどの生徒が集まり、希望する武道ごとに分かれて指導を受けた。

 指導者らは、実技はもちろん胴着の着方や礼の作法、武道を行う上での心構えなども教え、それぞれの競技の楽しさ、奥深さを伝授。初めて武道の授業を受ける1年生にとって、経験者を除けば胴着に袖を通すことも初めてなので、慣れない手つきで帯を結ぶ生徒も多かった。達人たちの洗練された動きを目の当たりにした生徒たちは目を輝かせながら見入り、丁寧な指導に耳を傾けながら熱心に取り組んでいた。 
                                            (山口)
 2015年10月14日本紙掲載