歓迎ムードに感激、旅の最後演出
四季島見送り、東三条商店街、三条市に感謝盾
 3泊4日の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の乗客のもてなしに貢献したとしてJR東日本は、11月30日、新潟県三条市に対して感謝記念盾を贈呈した。JR東三条駅で帰路に就く列車を地元商店街や市の関係者、地域の幼稚園、保育園児らが見送って、旅の締めくくりのムードを盛り上げており、「旅行して、こんなに歓迎してくれることはなかった」と感激する乗客もいた。

 5月1日から運行を開始し、11月30日に3泊4日春〜秋コースの今年度の運行を終えた。東三条駅は燕市の玉川堂などを訪れて帰路に就く最後の玄関口。単なる通過点とするだけなく、三条市や地元商店街もPRしようと、運行期間中の26回すべてで東三条商店街の役員が横断幕を、東三条・五月会の六角凧を掲げて見送ったほか、ひまわり、つくし、一ノ門わくわく、田島わくわくの各保育園、三条白百合幼稚園の園児らも小旗や歌で声援を送り、感激した乗客から保育園に礼状と図書券が送付されたこともあった。

 感謝盾の贈呈は11月30日午前11時過ぎに、JR東日本の日野正夫常務取締役、JR東三条駅の八子健児駅長らが三条市役所を訪れて、國定勇人市長や、丸山俊雄東三条商店街会長、金子栄利副会長、白椿弘栄販売促進部長に盾を手渡した。

 日野常務は「今日が春〜秋の最後になります。来年四月からも同じコースで運行を予定しており、引き続きお願いいたします。長い期間、ほぼ毎週ありがとうございました」と感謝していた。

 
 
 凧を掲げた東三条五月会、四季島の乗務員から写真やメッセージを添えた色紙も手渡された。五月会の組員でもあり、毎回見送りに参加したという金子副会長は「使命と思ってやってきた。何よりうれしい」と話していた。

 贈呈式後の午後0時30分、今年度最後の乗客を乗せた四季島が東三条駅を出発。東三条商店街、三条市、燕市、燕市観光協会に加え、田島わくわく保育園の3歳、4歳児34人も見送りに加わり、「じゃんけん列車」の替え唄で「四季島の歌」を歌ったり、小旗をふるなどで列車を見送った。

 東三条商店街の丸山会長は「商店街の販売促進の一環として、かなりのアピールができたと考えている」と手応えを感じていた。

 来年度の同コースは4月16日から運航開始で、4月19日が年度最初の見送りになる。                  (外山)

 2017年12月01日本紙掲載