働く人、建設機械、構造物、高校生の感性で
三条市役所で「私の見た八十里越」写真展
 新潟県立三条商業高校写真部の生徒が、八十里越えの工事現場で働く人や建設機械、土木構造物を撮影した写真が、来年1月19日(金)まで、三条市役所正面入口ホールに展示されている。

 新潟・福島県の県境部約19キロメートルの通行不能区間解消を目的に工事が進む八十里越えを「私の見た八十里越」と題して、高校生の感性で切り取る企画で、国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所の事業。平成26年度から始まり、春か秋と冬の年に2回行っている。今回は、紅葉が色づく10月28日に撮影したもの。

 展示されているのは20点。それぞれに、生徒のコメントもついている。

 「働く人」にスポットを当てた作品「働く男たち」は、6号トンネルで働く5人が腕組みをして並ぶ写真。「トンネル工事に携わる方々を撮影しました。仕事に対する誇りを持っておられる感じが立ち姿から伝わります」と、工事現場で働く人たちへの尊敬の念が感じられる。

 建設機械を撮影した作品には、多くの砂利を積んだ大型ダンプを撮った「伝わってくること」がある。「完成したときには、このきれいな景色の中を通ってもらいたい、工事現場からはそんな思いが伝わってきます」と、コメントが添えられている。

 土木構造物では、建設中の5号橋梁を撮った「脚」。「橋の脚となる所を建設しているのを撮影しました。向こうに貫通しているトンネルが見え、また脚がトンネルと重ならないように気を配って撮影しました」と、写真の中には、構図や撮影についてのコメントもある。

 ユニークなものでは、写真を撮影する生徒自身を写した「シャッターチャンス」。「ベストショットを探して、こちらを向いた後輩を撮りました。カメラから少し見える撮影するときの真剣な表情です」。

 なお、三条市役所での展示後、来年1月22日(月)から2月16日(金)までは三条中央公民館入口ロビー、2月20日(火)からは道の駅「漢学の里しただ」観光情報コーナーで展示する。

 また、写真と高校生のコメントは、長岡国道事務所ホームページ(http://www.hrr.mlit.go.jp/chokoku/)からも見ることができる。  
                                               (石山)

 2017年12月22日本紙掲載