グランプリ「大河の夜明け」静かに、美しく
信濃川・大河津分水写真コンテスト入賞作品展示
 国土交通省信濃川河川事務所が、ことし6月から10月の間募集した信濃川・大河津分水写真コンテストの入賞作品が、信濃川大河津資料館で展示されている。

 地域の生活に欠かせない日本一の大河・信濃川、越後平野の治水の要・大河津分水の魅力を再認識してもらうため毎年開催しているもので、昨年に引き続き、18歳以下を対象とした「ジュニア部門」を含め、「信濃川下流部門」、「信濃川中流及び魚野川部門」、「大河津分水部門」の4部門で作品を募集。今年度は、昨年度を上回る応募総数250点の中から入賞作品を展示している。

 今年度のグランプリは、信濃川中流及び魚野川部門」の池田勝晃さんの作品「大河の夜明け」。長岡市の長生橋の夜明けを撮影した作品で、橋のライトアップとそれを反射する静かな水面、夜明け間際のかすかに明るい空を収めた1枚。静けさを感じる神秘的な雰囲気が目を引く。

 ジュニア部門の最優秀賞は佐藤貫一さんの「また明日な。」。新潟市のやすらぎ堤で撮影した作品で、夕日の中にたたずむ2人の少年と対岸の建物の影に奥行きが感じられる作品。

 「信濃川下流部門」の最優秀賞は、中野金吾さんの「G7 光の歓迎」。新潟市中央区万代島のコンベンションセンターを背景に柳都大橋を撮影した作品で、近年の新潟市都市開発の象徴である万代島を、ブルーのレーザー光線と夜景でクールに鮮やかに描き出している。

 「大河津分水部門」の最優秀賞は、山宮繁雄さんの「鮭とり名人」。投網の広がる瞬間を撮影した1枚で、川の激しい流れと同時に、飛び立つサギと広がった投網に動きがあり、躍動感が印象的。

 このほかにも、趣向を凝らした川と人の関わりを撮影した作品が並んでいる。

 開館時間は午前9時から午後4時まで。月曜日休館。ただし休日の場合は休日明けの平日休館。年末年始は29日(金)から1月3日(水)まで休館する。入場無料。

 また、流域市町村で巡回展も行っている。県央地域での開催予定は次の通り。加茂市上町コミュニティーセンター以外は土日祝日開催していない。

【弥彦村役場】2月1日(木)から8日(木)まで。午前8時30分から午後5時15分まで。

【燕市役所】2月9日(金)から15日(木)まで。午前8時30分から午後5時15分まで。

【三条市役所】2月16日(金)から22日(木)まで。午前8時30分から午後5時30分まで。

【加茂市上町コミュニティーセンター】2月23日(金)から3月1日(木)まで。午前9時から午後9時30分まで。

【田上町役場】3月2日(金)から8日(木)まで。午前8時30分から午後5時15分まで。
                                              (細山)

 2017年12月23日本紙掲載