まちづくり着実に、後半には事件も
加茂市、田上町の2017年
 国道403号小須戸田上バイパスの一部開通、全線開通への言及、(仮称)加茂・田上病児保育園の着工と、将来のまちづくりへ向け、着実な1歩を踏み出した新潟県の加茂市、田上町の2017年。10月には総選挙、11月には加茂商工会議所主催のイベントで行方不明事件もあった。本紙から、加茂市、田上町の2017年を振り返る。
                                               (石山)

1月

 例年にない少ない積雪で、加茂市の冬鳥越スキー場は1月に入っても雪がなくオープンできなかったが、11日の降雪で、ようやくゲレンデに雪、その後も降り続け、13日に待望のオープン。14日、十5日と全国一斉に大学入試センター試験が行われたが、最強寒波と重なり、県央地域唯一の会場となっている新潟経営大学では一時間繰り下げてのスタート。23日に田上町議会臨時会が開かれ、(仮称)地域交流会館等整備に係る用地測量業務委託料を盛り込んだ平成28年度一般会計補正予算が可決する。27日の田上町商工会新春賀詞交換会で、工業系の企業誘致を進めてきた本田上工業団地に、商業施設を誘致することを佐藤邦義町長が表明する。

2月

 4日、加茂商工会議所が新潟日報事業者からの「越後戊辰戦争と加茂軍議」の出版を記念して解説講座をスタート、100人を超える人が参加する大盛況。同日、田上町のまちづくりの最上位計画となる第5次田上町総合計画の後期計画がまとまる。7日、加茂農林高校が新潟県央工業高校、三条商業高校と連携して、NPO法人トライ・フューチャーを設立。21日、田上町の日帰り温泉施設「ごまどう湯っ多里館」が来館者数300万人を突破。24日、泉田裕彦前県知事(現代議士)の感謝の集いが加茂市産業センターで開かれ、180人が参集する。

3月

 大学生の就職活動が1日から始まり、新潟経営大学では3日に就職決起大会が行われ、その後の合同企業説明会は初の3部構成で、売り手市場が鮮明に。17日、加茂商工会議所常議員会で委員会に関する規約の一部が改正され、新たに「まちづくり」と「人口問題対策」の特別委員会が設置される。加茂市の伝統的工芸品「加茂桐箪笥」の伝統工芸士に新たに3人が認定され、17日、認定証授与式が執り行われる。加茂市下条地内にJAにいがた南蒲が来た低温倉庫を建設、18日、19日に見学会が行われる。

4月

 15日、県央医師会応急診療所の施設整備費等を負担しない加茂市に代わり、市民2人が県央医師会に寄付金。新生活を始める人などをターゲットに最新のガス機器等を紹介する北陸ガスの「春のガスフェスタ」が、15日、16日と行われ、2回目の開催で初めて加茂市でも行われる。加茂市本町三、居ャ林薬局が新たに「セルフ漢方カフェ」をスタート。

5月

 14日、加茂商工会議所主催の第5回加茂山古道ハイキングに、事前申し込みだけで過去最多の640人。15日、新潟経営大学と加茂信用金庫が、人材育成や中小企業のコンサルティングなどについて包括連携協定を締結。25日、小池清彦加茂市長が会見を開き、県が公表した加茂市内で土砂災害のおそれがある個所における基礎調査結果への不満を示し、修正を求めていく意向を表明する。

6月

 1日、小池清彦加茂市長が会見で、法改正で選挙制度が廃止された農業委員会委員について、「責任果たせない」と予備選挙を実施する考えを示す。4日、田上町観光協会がNPO法人ネットワークみどり緑にアジサイの苗木を寄贈し、同NPOが管理する三燕みどりの森公園に植樹される。7日、国道403号小須戸田上バイパスの、主要地方道新潟五泉間瀬線から町道中店・後藤1号線までの0・72キロメートルが供用開始される。加茂市本町、加茂信用金庫の取引先企業の若手経営者でつくる、かもしんきん大関倶楽部が創立20周年を迎え、20日に記念講演会を開催、講師は泉田前知事。25日、第1回「田上町の四季観光フォトコンテスト」の表彰式が行われ、最優秀賞に三条市の田中日登志さん。26日の加茂市議会六月定例会の初日で、新議長に森山一理市議、新副議長に中野元栄市議が選任。同日、加茂ライオンズクラブと加茂ロータリークラブが、垣根を越えて初の合同懇親会。

7月

 ひと月で3度の豪雨、田上町では7月の月間雨量が平年の2倍を超える。6日、県立加茂病院に隣接する(仮称)加茂・田上病児保育園建築工事安全祈願祭が執り行われる。15日、新潟経営大学観光経営学部主催の第2回地域高大連携にいがた観光講座が「婚礼の未来予想図」をテーマに行われる。19日、加茂市の友好都市、ロシアのコムソモリスク・ナ・アムーレ市から2年ぶりに代表団が来訪する。22日、加茂市大郷町が地区として生誕50年の節目を迎え、育成会納涼祭と合わせて記念式典。

8月

 1日、新潟経営大学が、新潟市中央区万代四、近畿日本ツーリスト(株)新潟支店と包括連携協定を締結。6日、NPO法人骨髄バンク命のアサガオにいがた主催のチャリティー・コンサートで、全国に先駆けて平成23年度に骨髄バンクドナー制度を導入した加茂市で、制度を利用した第1号ドナーが出たことが報告される。24日、少年野球チーム「田上ベースボールクラブ」が、佐藤町長、丸山敬教育長に町内小学校運動会実施日の変更、グラウンド、備品修繕を求めて要望。29日、田上町議会全員協議会で、町が、本田上工業団地への(株)PLANTの出店を受け、道の駅の運営方針を改める意向を示す。

9月

 11日、新潟経営大学観光経営学部が40歳以上のシニア世代を対象にしたシニア学生学費軽減(社会人特待生)制度導入を発表。22日、加茂市と田上町の情報発信サイト「加茂川物語」の作成を目指す実行委員会がプロジェクトへの理解と参加を呼び掛ける。27日、小池清彦加茂市長が会見で、ロシア男子、女子対象ナショナルチームが加茂市の体操トレーニングセンターで2020年東京オリンピックの事前合宿を行うことが内定したと発表。

10月

 1日、加茂市と姉妹都市の東京都大島町の「食」をPRする「うまいもの大島町」が初めて開催される。解散に伴う衆議院議員選挙が10日公示、22日投開票で行われ、加茂市、田上町を含む新潟四区では、野党共闘により無所属で出馬した菊田真紀子氏が勝利。自民党の金子恵美氏は、比例復活もならず。12日、新潟経営大学の学生と、三条市横町二、ザ・ガーデンテラスおゝ乃が連携したブライダル商品「下田城CC Summer‘s Sunset Wedding」が誕生し、同大学で発表会見。

11月

 1日から12月末まで、加茂市内の飲食店のオリジナル丼が味わえる「加茂うま丼祭り」が初めて開催される。3日、新潟経営大学と一般社団法人新潟県旅行業協会が包括的連携協定を締結。13日、国道403号整備促進期成同盟会総会で、小須戸田上バイパスの平成32年春の全線開通を目指すと県の担当者。19日に加茂商工会議所が主催したまち歩きツアーで参加者の70歳代の男性が行方不明に、いまだ行方分からず。22日の加茂商工会議所常議員会で、行方不明事件を受け、太田明会頭「大変深く責任を感じている」。30日、翌12月1日から運行を開始した加茂市民バス・猿毛―西加茂線西部線の出発式。

12月

 6日、今年度から骨髄移植ドナー制度を導入した田上町に公益財団法人日本骨髄バンクから感謝状。7日の加茂商工会議所常議員会で、行方不明事件について改めて太田会頭らが謝罪。22日、加茂市・田上町消防衛生保育組合議会で、田上町にある清掃センターへのごみの野積み常態化が問題に。

 2017年12月29日本紙掲載