雪の中、厳かに
青海神社で御粥神事
 新潟県加茂市加茂、青海神社は、小正月の1月14日午後10時から、伝統行事、御粥(みかゆ)神事を執り行った。

 元々は粥を使って1年の吉凶を占う「粥占(かゆうら)」で、かつては地域の伝統的な行事だったが、現在は、小正月に小豆の粥を神に献じる神社の神事となっている。祭典後には、参拝者にも撤下神?が振る舞われる。

 同神社では、春と秋の大祭、新嘗祭に並ぶ大祭として、地域の人に親しまれている。

 当日は、大雪の影響もあったが、15人ほどの市民が駆けつけ、ことし1年の無病息災などを祈念した。

 祝詞や舞、供物を捧げる1時間ほどの厳かな神事のあと、古川洸宮司が参拝者にあいさつ。今回の大雪に触れ、「2日前からの雪では、加茂山もかなりだいぶ荒れてしまいました。木も倒れました。しかし、そういう経験を積んだ木こそが、力強くなるもの。あまり心配することではないと思います。長く生きるためには試練もあります。それに耐えて代を繋いで生きていく。そういうものを繋いでいくことが大切です。そのためには、まずは自分自身が健康でないことにはうまくいきません」とし、ことし一年の無病息災を改めて願っていた。

 そのあと、供えた粥やお神酒が振る舞われ、参拝者もことし1年の幸福と健康を願いながら、口にしたり、持ち帰ったりしていた。                        (細山)

 2018年01月16日本紙掲載