より多くに燕三条地域発信、初の試み実演も
地場産センター、7企業と共同でアンビエンテ出展
 新潟県燕市の公益財団法人燕三条地場産業振興センター(理事長・國定勇人三条市長)は、2月9日(金)から13日(火)まで、ドイツ・フランクフルトで開催される国際消費財見本市「アンビエンテ」に燕三条地域7企業と共に出展する。初の試みとしてブース内で実演を行うなど、これまで以上に多くの世界バイヤーに燕三条地域の商品を発信する。

 アンビエンテは、昨年の実績では、96カ国・地域から4454社が出展し、会期中には154カ国・地域から1万4200人が来場する世界最大とも言われる国際見本市。

 地場産センターの出展は今回で8回目で、「オーガニックなライフスタイルを彩る燕三条」が出展コンセプト。「安心かつ安全な商品」、「永く愛せる堅牢な商品」、「自然環境にやさしい商品」を、「オーガニックライフスタイル」として提唱して発信する。

 ここ数年は、キッチンアクセサリー、テーブル・キッチンスタイル、ライフスタイルテーマなどの企業が集まる「Kitchen Trends」にブースを構える。通りにも面した、比較的目立つ場所だと言い、地場産センターの担当者は、「ここに行けば燕三条地域の商品が見られるということで、足を運んでくれるリピーターの人も多くなってきています」と話す。

 共同出展企業は、燕市の(株)青芳、一菱金属(株)、新潟精密鋳造(株)、和平フレイズ(株)、三条市の(株)坂謙、(株)三条特殊鋳工所、弥彦村の(株)ヨシカワの7社で、合計281アイテムを展示する。このほかに、グッドデザイン賞やニイガタIDSデザインコンペティション、ジャパン・ツバメ・インダストリアルデザインコンクール、また、国際的なレッド・ドット・デザイン賞、iFデザイン賞などのデザイン賞を受賞した商品の中から、地場産センターがセレクトした19社、86アイテムも並べる。

 そして今回、新たな試みとして行うのがブース内での実演。実演や体験を行っていたブースに人が集まっていたことから、期間中の5日間のうち、バイヤーが多く集まる前半の3日間に絞って、より多くの人に燕三条地域の魅力を発信しよう初めて行う。実演は、日野浦刃物工房の日野浦睦さんが、プレートに名前を入れる作切りと包丁研ぎ、玉川堂の玉川洋基さんが鎚起と鎚目入れを実演する。

 また、アンビエンテには、地場産センターのほかに、(株)ヨシカワ、藤次郎(株)、和平フレイズ(株)、(株)諏訪田製作所、(株)中野科学が単独で、下村企販(株)がJETROパビリオンに、そして三条商工会議所もブースを設ける予定で、地場産センターのブースでは、他の燕三条地域関連のブースに来場者を誘導するような紹介も行っていくことにしている。

 このほか、アンビエンテの初日となる2月9日には、ドイツ・フランクフルト市内の会場で、誘客促進セミナーを実施する。ドイツでの誘客促進セミナーは今回が初めてで、現地の旅行会社20人、メディアやブロガーなど10人の30人程度を迎えて開催する予定。國定理事長が燕三条地域についてプレゼンテーションを行った後、日野浦さんが作切り、玉川さんが鎚起を実演して、質疑応答を受けた後、交流会となる。
                                             (石山)

 2018年01月23日本紙掲載