既存店売上増、パワー、改装が奏功
H30年3月期第3四半期決算増収増益
  新潟県新潟市南区清水、潟Rメリ(捧雄一郎社長)は、1月30日、平成30年3月期第3四半期決算を発表。既存店売上が前年同期比0・8%増となるなど、増収増益となった。

 既存店売上の通期での増加は業界では唯一で、「パワープライス」や「価格保証10%」の定着によるパワーの客数、買上点数の増加、パワーだけでなくホームセンターやハード&グリーンを含め、129店舗、過去最大規模の面積となっている既存店改装などが奏功した。

 同第3四半期の連結業績は、営業収益が2670億900万円で前年同期比3・4%増、営業利益が154億8800万円で前年同期比1・1%増、経常利益が155億300万円で前年同期比0・9%増、四半期純利益が104億1100万円で前年同期比3・6%増だった。

 第3四半期に限ってみると、10月は台風が次々と上陸したことで、営業収益および利益を下押しする要因となったが、11月から12月にかけて、例年より早い寒気の到来や降雪により冬物商材が好調で、防寒衣料は前年同期比41%増、除雪用品は前年同期比69%増、暖房機器は前年同期比17%増、灯油も単価の上昇もあり前年同期比39%増だった。

 プライベートブランド商品の拡大も寄与し、第3四半期末のプライベートブランド商品比率は42・0%で前年同期比1・3ポイント増。新商品の収納ボックス「inicio(イニシオ)」や立ち上がり補助具「立ち上がりらくらくヘルパーEX」などが好調。特に収納ボックスは、これから需要期を迎え、さらなる販売増が期待される。

 商品部門別の状況では、「金物・資材・建材」部門は、電動工具本体および関連パーツ、作業用品や作業衣料の販売が堅調に推移し、12月の寒波および降雪により防寒衣料や長靴の販売も好調に推移し、売上高は790億7800万円で前年同期比4・0%増。

 「園芸・農業用品」部門は、プライベートブランド商品の野菜苗・草花苗などの植物や刈払機・除草剤などの除草関連商材の販売が堅調に推移し、12月は除雪用品の販売も堅調だった。これにより売上高は636億2400万円で前年同期比2・6%増となった。

 「家庭用品」部門は、エアコンや石油ファンヒーターなどの冷暖房機器やふとんなどの寝具の販売が堅調で、売上高は686億2000万円、前年同期比1・1%増。

 「オフィス・レジャー用品」部門は、猫用フード・スナックなどのペット用品の販売が堅調に推移し、自社開発品の収納ボックスや座いすの販売も堅調だった。売上高は352億100万円で前年同期比2・1%増。

 「灯油他」部門では、灯油の販売は、市場価格の値上がりに伴った単価の上昇と気温の低下による販売数量の増加により、前年を大きく上回り、売上高は82億1700万円で前年同期比39・1%増。

 新規出店については、新商勢圏と位置付ける北海道にパワー2店舗とホームセンター1店舗、関東地区には長野県、群馬県、千葉県にそれぞれ1店舗ずつパワーを出店し、ほかに3県に4店舗のホームセンターを出店。これらを含め、同期はパワー8店舗、ハード&グリーンからの業態転換2店舗を含めたホームセンター8店舗を出店した。北海道には4月に苫小牧市に北海道物流センターが稼働予定となっている。  (石山)




 2018年01月31日本紙掲載
コメリ