「鍛冶の工場」の世界観でリニューアル
三条鍛冶道場、工場の祭典で来館者増期待
 新潟県の三条鍛冶道場(長谷川晴生館長)は館内の改修工事を終えて、10月3日にリニューアルオープンした。鍛冶の色を表わす黒で鉄の雰囲気を表わし、廊下には越後三条鍛冶集団や国指定伝統的工芸品の越後三条打刃物10品目、三条の刃物作りに科学の視点をもたらした岩崎航介氏の功績など、産地の歩みを紹介している。

 4日から7日(日)までの燕三条工場の祭典に合わせたリニューアルで、6日(土)には重房刃物の飯塚解房さん、宗利製作所の鶴巻興市さん、三条製作所の水落良市さん、渠~心子の梅田効作さんらを講師に、包丁作り講座を開講する予定で、こちらはすべて定員に達しているが、ペーパーナイフ作り、包丁研ぎ、和釘作りの常設講座を受講することができる。

 エントランスでは鍛冶製品を展示販売し、和釘、鉋(かんな)、鉈(なた)、包丁、鉞(まさかり)、ヤットコ、切出小刀、鎌(かま)、木鋏(きばさみ)、鑿(のみ)の三条打刃物10品目について、製造工程を表わす展示も常設された。

 長谷川館長は「工場の祭典に合わせてのリニューアル。通常の連休以上に来館者があるものと考えて、工場の祭典に臨みたい」と、増加傾向にある来館者数がさらに伸びるものと期待していた。

 越後三条鍛冶集団としては、10日(水)から12日(金)まで幕張メッセで開かれる国際道工具・作業用品エキスポ、ツールジャパンにも出展を予定している。

 開館時間は午前9時から午後5時まで、毎週月曜休館だが8日(月・祝)は開館し、9日(火)に休館する。     
                                 (外山)



 2018年10月04日本紙掲載