幻想的な秋の夜
三条本寺小路あかり物語第十四章
 新潟県三条市本町二、真宗大谷派三条別院(東別院)の本堂とその周辺をあかりで彩る「三条本寺小路あかり物語第十四章」が、10月5日から7日まで開かれた。

 本寺小路をはじめ中心市街地の活性化を図ろうと、三条商工会議所観光サービス部会本寺小路あかり物語プロジェクトが主催しているもの。市内幼稚園、保育園(所)の子どもたちが作った行燈約520基をはじめとする多彩なあかりが、会場を照らしている。

 協賛イベントの三条市古地図展・地元福顔酒造試飲会、三条バル街、三条別院あかりコンサートのほか、3日と4日に行われた燕三条トレードショウ、7日まで開かれていた「燕三条 工場の祭典」など、この週は市内各地でイベント目白押しだった。

 初日の5日午後6時から三条別院で点灯式が行われ、同商工会議所観光サービス部会の元川由郎部会長、國定勇人市長代理の五十嵐玲子営業戦略室室長、同商工会議所の岡田久徳副会頭、三条別院の森田成美輪番があいさつ。元川部会長は「このように盛大にできることが、本当にありがたい。最後までよろしくお願い致します」、五十嵐室長は「本寺小路活性化の一翼を担う、大変大きなイベント。皆さんも本寺小路のお店をハシゴして、1杯といわず10杯でも20杯でも飲んでいただきたい」と呼びかけた。


 4人があいさつした後、元川部会長と五十嵐室長がスイッチを押して、あかりの祭典の幕が開いた。点灯式が終わってすぐに本堂入り口付近で行われたミニコンサートには、あかりコンサート出演者の永桶康子さん(ソプラノ)と三好優美子(ピアノ)さんのほか、三条八幡宮宮司で篠笛・尺八奏者の藤崎重康さんが登場。本堂が徐々に青白い光を放ち始める中、3人そろって滝廉太郎の「荒城の月」を演奏するなどして、幻想的な世界観に花を添えた。

 境内では、園児たちが作った灯りはもとより、三十枚ドの六角凧を組み合わせたものや、大小さまざまな鯛車も関心を集め、それぞれの灯りをバックに記念撮影する来場者も多かった。また、オリジナル提灯づくり、小学生以下対象のポップコーン・わたあめのふるまいなども盛況で、辺りは活気にあふれていた。          






 (山口)


 2018年10月07日本紙掲載