おもしろおかしくも、交通安全のポイントしっかり

三流亭楽々さん迎え、事業主・安管研修会
 2018年10月16日本紙掲載
 新潟県の公益財団法人三条市交通安全協会安全運転管理者部会主催の事業主・安全運転管理者研修会が、10月12日午後5時30分から、三条市旭町二、ジオ・ワールドビップで開かれ、50人ほどが参加。講師は、三条市でもおなじみの三流亭楽々さんで、「笑って楽しく安全落語」と題して、おもしろおかしくも、ポイントは抑えながら、交通安全について話した。

 この日の研修会は安全運転管理事業所の安全運転実践運動の一環で、安全運転管理者部会の金川寿泰部会長は開会で、この日の研修会の趣旨について説明した上で、「日没も早く、夕方になると真っ暗になります。あるいは、これからの季節、お酒を飲む機会も増えてきます。交通安全の条件としては悪いわけですが、ぜひとも(きょうの研修会を)交通安全にお役立て頂きたいと思います」と、有意義な研修となることを願った。

 三条市交通安全協会の加藤敏敦会長は、8日に市内で発生した交通死亡事故などについて触れながら、「我々は日々、特に支部の皆さんにつきましては、街頭での立哨運動、あるいはスーパー等での指導、家庭訪問しながら子どもと高齢者への啓もう活動をやって頂いております。また、安管部会につきましては企業から各社員に対して啓もう活動をやって頂いております。そう考えますと、支部の皆さんは外側から、安管部会は内側から、三条市の交通安全のために活動してくださっているわけです」と日ごろの活動に感謝を伝え、いっそうの活動を求めた。

 来賓として出席した大平健二署長は、三条市内で飲酒運転が増えていると警鐘を鳴らした。「最近、飲酒運転が止まりません。毎日のように検挙されています。言うまでもなく、飲酒運転は重大な事故を招く恐れのある、非常に危険極まりない犯罪であります」と、検問の実施など取り締まりを強化していることを伝え、飲酒する機会の増える年末年始に向け、事業所の従業員にも飲酒運転を行わないよう徹底してほしいとした。

 3人のあいさつに続き、楽々さんがお囃子に合わせて登場。「三流亭楽々でございます。本職の方が一流でございます、素人でも上手な方が二流、私のようなものは三流ということで、三流亭と名乗っております。お客さまに楽しんでもらえれば、私も楽しいということで、楽しい、楽しいと『楽々』と読むのです」と、自己紹介も兼ねて芸名の由来を紹介して話に入った。

 「私が申し上げているのは、道路は戦場ですよとあちこちで言っております。なぜ道路が戦場なのか」と、昨年、交通事故で亡くなった人のうち、6割以上が高齢者だとして、「車を運転している時に、歩いている高齢者、立っている高齢者を見たら、地雷だと思ってください。触ると死にますよ、相手が。戦場の地雷は触るとこちらが死にますが、道路上の地雷は向こうが死にます」などと、ユーモアたっぷりに話しながらも、高齢者の横を通る時には速度を落として、十分な距離を取るなど、交通安全のポイントについては、しっかりと伝えていた。        (石山)



三条市安協