山火事想定、防災ヘリ使って
加茂地域消防本部、県航空隊と連携訓練
 新潟県加茂地域消防本部と県消防防災航空隊の連携訓練が10月19日、加茂市の若宮公園で行われ、防災ヘリコプターを使用して山火事発生時の対応をシミュレーションした。

 登山ブームによる入山者の増加に伴って予想される山林火災に備えて行ったもので、発生時には安全で迅速な消火活動に努め、被害を最小限に食い止めることができるような体制をつくることがねらい。

 若宮公園は、同消防本部管内のランデブーポイントの中でも使用頻度の高い場所で、今回の訓練は下条川ダム周辺で火災が発生したという想定で実施。好天に恵まれたこともあり、公園にはカメラを携えた見物人の姿も目立っていた。

 この日午前9時30分ころ、若宮公園に到着した防災ヘリは、辺りを旋回して状況確認を行った後、公園に着陸。地上で待機していた消防隊員らは、散水用のバケットを持ってヘリに近づき、手際良く取り付けるとともに、ポンプ車のホースからバケットに送水した。

 準備を終えて公園から離陸した防災ヘリは、充水の完了したバケットを吊(つ)り下げた状態で周囲を飛び回り、ピンポイントで勢いよく散水した。航空隊員、消防隊員ともに万が一の事態に備え、きびきびとした動作で訓練に励んでいた。         (山口)



 2018年10月21日本紙掲載