災害時の道路、橋梁の仮説補修資材提供
燕市ヒロセHD鰍ニ災害時協定
 新潟県燕市は、10月30日、東京都江東区のヒロセホールディングス鰍ニ災害時における仮設資材の供給に関する協定を締結した。

 今回の協定は、災害時に市内の橋梁の落下や道路の陥没などの被害が生じた場合、仮設資材などの供給において、東日本大震災でも活躍した同社が市の要請で応急的な復旧に必要な資材を供給するもの。

 燕市吉田鴻巣には、同社傘下のヒロセ叶V潟工場があり、事業所などで発生した空き缶を回収し売却、その収益金で子どもたちのための児童図書を購入する燕市の取り組み「資源ごみ回収・子育て支援連携事業 カンカンBOOK」に参加していることなどもあり、今回の協定締結に結びついた。同社としては、県内の自治体と協定を結ぶのは今回が初めて。

 この日は午前11時から燕市役所で締結式が執り行われ、鈴木力市長と廣瀬太一会長が協定書に調印し握手を交わした。

 鈴木市長は「今回は、災害があったときに橋が寸断されたときなど、いち早く復旧し、物資の経路を確保し搬入できる状況にしていくためのもの。今までにさまざまな団体と協定を結んでいるが、それらの協定に基づき物資を運ぶにしても、道路網が寸断されたり、橋が落ちたときには、速やかに直せなければいけない。今までの協定の実行性に関わる重要な協定だと考えています」とした。

 また、廣瀬会長は「非常に喜んでいます。燕市は1982年に進出した愛着のあるまち」とし、これまでの災害時の対応から「1日も早く橋をかけることが大事。私たちは仕事を通じて身をもって知っています。加えて、今はBCP、つまり災害時にも事業が継続することが大事とされている。その意味でもお役に立てれば」と語った。     (細山)



 2018年11月03日本紙掲載
県内初