事業所内保育所、採用、企業イメージアップにも
日本公庫、大光銀行と研究会
 事業所内託児所を運営するマルソーグループの取り組みを共有し、今後に役立てようと、マルソー鰍ニ日本政策金融公庫、大光銀行は11月13日、新潟県新潟市西蒲区打越、マルソー新潟巻潟東SLC内の事業所内託児所「巻潟東わくわくちびっこ園」で研究会を開催し、事業所内託児所の運営などについて意見を交わした。

 事業所内託児所は、マルソーグループの潟tァースト・ブレインが運営しているもの。平成29年2月に、三条市月岡のマルソー本社敷地内に、企業主導型の事業所内保育所としては県内で初めて、物流業界でも初めて「月岡わくわくちびっこ園」を開園。その後、平成29年9月に「巻潟東わくわくちびっこ園」、平成30年4月には新潟市中央区に「古町わくわくちびっこ園」を開園。事業所内保育所の申請、運営ノウハウのコンサルタント業務も行っており、来年にはさらに3カ所の事業所内保育所を、うち1カ所は三条市内2カ所目として本寺小路に開園する予定。

 この日の研究会は、企業主導型の事業所内保育事業を主軸に、多様な就労形態に対応する保育サービスを行い、女性活躍、仕事と子育ての両立に資する取り組みを進めようという、日本政策金融公庫、大光銀行の申し出を受けて行われたもので、マルソーから7人、大光銀行から8人、日本政策金融公庫から11人の26人が参加した。

 マルソーの渡邉雅之社長は、事業所内託児所の立ち上げから説明しながら、「開設当初は心配もありましたが、想像を超える反響がありました」と、そのニーズが大きかったと話し、仕事が決まらなければ子どもを保育園に預けられない、しかし、保育園が決まらなければ仕事ができないと悩んでいたシングルマザーの事例を紹介し、「仕事もやりましょう、子どもも預かりましょうと、結果として採用にもつながった」と好循環を生んでいると話し、「新潟市の人が話を聞いて、三条市でもいいから預かってもらえませんかという問い合わせもあるくらいで、それなら増やさなければと」と、その後の施設の開園にもつながったとした。

 また、渡邉社長は、今後の展開として、介護離職を防ぐための取り組みも行っていきたいとの考えを示し、「社員が辞めない会社、よその会社ではケアしてもらえなかった人たちをグループで受け入れることができる企業体にしていきたいと考えています」とも話した。

 渡邉社長の説明に続いて、日本政策金融公庫、大光銀行からの質問に、事業所内保育所の担当者が答え、「採用につながっている」、「企業のイメージアップになっている」などと事業所内託児所がもたらしているメリットについて話し、その後、託児所を見学した。                                        (石山)



 2018年11月15日本紙掲載
3施設運営のマルソー、来年には本寺小路に