業務スーパー事業好調で増収増益
オーシャンシステムH31年3月期第2四半期決算
 新潟県三条市西本成寺二、潟Iーシャンシステム(樋口勝人社長)は11月13日、平成31年3月期第2四半期決算を発表。営業エリアの拡大や新規顧客獲得などにより業務スーパー事業が好調で、増収増益だった。

 同第2四半期の連結業績は、売上高が283億5900万円で前年同期比11・9%増、営業利益は5億1000万円で前年同期比19・7%増、経常利益は5億5000万円で前年同期比18・5%増、四半期純利益は3億1600万円で前年同期比14・8%増だった。

 セグメント別に業績を見ると、スーパーマーケット事業は、一部店舗で競合店の進出による影響が見られ、猛暑の影響による夏場の集客は落ち込んだものの、鮮魚などの対面販売や業務用食品の取り扱いなど特色を生かした販売強化に努めたこと、主力商品の重点販売を行ったことで客数は前年並みに回復した。しかし、社会保険適用拡大をはじめとする制度改変の影響から人件費は増加し、セグメント利益は前年同期に比べ減少した。セグメント売上高は113億3500万円で前年同期比0・6%増、セグメント利益は2億300万円で前年同期比19・1%減。

 業務スーパー事業は、子会社の潟Jワサキが9月に10店舗目となる「業務スーパー守谷店」を茨城県守谷市にオープンし、営業エリアの拡大を図った。また、飲食店へのポスティング活動や折り込みチラシなど新規顧客の開拓を継続したこと、フランチャイザーの叶_戸物産が9月に「業務スーパー×神戸物産 総力祭」のキャンペーンを行った効果もあり、既存店の売上高は前年同期に比べ増加した。セグメント売上高は104億6000万円で前年同期比36・9%増、セグメント利益は2億5600万円で前年同期比26・7%増。

 弁当給食事業は、千葉工場における惣菜などの受託量および事業所向け宅配弁当の食数が増加したこと、企業内食堂の運営受託部門で受託施設数が増えたことにより売上高は前年同期比で増加した。しかしながら、売上上昇に伴う人員の増加、時給者単価の増加により人件費は増加し、ガソリン価格の上昇と配達車両の入れ替えにより車両費も増加し、セグメント利益は前年同期比減少した。セグメント売上高は39億200万円で前年同期比4・1%増、セグメント利益は1億8300万円で前年同期比2・2%減となった。

 食材宅配事業は、ケアハウスや福祉施設などへの食材販売を行う「ヨシケイキッチン」の施設数は増加したが、主力商品の一般家庭向け「すまいるごはん」は新規顧客獲得のためのキャンペーンや子育て世帯向けのイベントに参加するなど販売促進に努めたものの、食材セットの販売数は前年同期を下回った。しかし、利益面については、野菜などの仕入価格が比較的安定して推移したことなどにより前年同期を上回った。セグメント売上高は22億3400万円で前年同期比0・4%減、セグメント利益は1億3000万円で前年同期比24・3%増。

 旅館、その他事業では、旅館「海風亭 寺泊 日本海」については、新聞広告などの宣伝効果により一般の宿泊者数は大幅に増加したものの、旅行代理店の送客による昼食利用は前年同期比で減少した。定食屋「米どころん」は、看板メニューの開発や、店舗ごとに居酒屋スタイルやサラダなどのビュッフェスタイルを取り入れるなど特色を出して好評は得ているものの、客数は前年に及ばなかった。セグメント売上高は4億2600万円で前年同期比4・5%減、セグメント損失は4200万円(前年同期は5700万円のセグメント損失)だった。                              (石山)



 2018年11月16日本紙掲載